ニュース 2017.11.11. 18:00

戦力外・自由契約になったタイトルホルダーたち

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現役時代の松井稼頭央二軍監督
 今オフ戦力外通告・自由契約を言い渡された選手は113人。その中には、かつて個人タイトルを獲得したことのある男たちもいる。

 ソフトバンクを自由契約となった松坂大輔がそうだ。プロ入りの99年から8年間所属した西武では数々のタイトルを獲得した。史上初となる高卒1年目から3年連続最多勝、03年から2年連続で最優秀防御率、さらに4度(00年、01年、03年、05年)最多奪三振に輝いた。かつては日本を代表する投手だったが、ここ数年は故障に悩まされ、日本に復帰した2015年から3年間プレーしたソフトバンクでは、一軍登板がわずか3試合にとどまった。

 西武時代松坂とチームメイトだった松井稼頭央も今オフ、楽天を退団した。松井も西武時代に97年から3年連続盗塁王、99年と02年には最多安打のタイトルを獲得するなど、攻撃陣を引っ張った。04年からは活躍の舞台をメジャーに移し、11年からは楽天でプレーしていた。

 かつては球界を代表するプレーヤーだった選手たちも、今オフは厳しい現実を突きつけられた。2011年に盗塁王に輝いた藤村大介は現役引退を決意したが、その他の選手たちはどのような決断を下すのだろうか…。

【自由契約となった個人タイトル獲得経験者】
▼ 松坂大輔(前ソフトバンク)
最優秀防御率:2回(03年、04年)
最多勝:3回(99~01年)
最多奪三振:4回(00年、01年、03年、05年)

▼ 松井稼頭央(前楽天)
盗塁王:3回(97年~99年)
最多安打:2回(99年、02年)

▼ 武田 久(前日本ハム)
最優秀中継ぎ投手:1回(06年)
最多セーブ:3回(09年、11年~12年)

▼ 藤村大介(前巨人)
盗塁王:1回(11年)

▼ 梵 英心(前広島)
盗塁王:1回(10年)

▼ 村田修一(前巨人)
本塁打王:2回(07年、08年)

※新人王、MVP、ゴールデングラブ賞、ベストナインといった表彰は除く
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