阿部、鳥谷、荒木が通算2000安打達成
ソフトバンクの日本一で終了し、球界は本格的にストーブリーグに突入した。今季のプロ野球を振り返ると、青木宣親(アストロズ)が日米通算2000安打、荒木雅博(中日)、阿部慎之助(巨人)、鳥谷敬(阪神)が通算2000安打を達成するなど、多くの記録が誕生した。
阿部は5月20日のDeNA戦で通算2000試合出場を達成すると、8月13日の広島戦で通算2000安打の偉業を成し遂げた。鳥谷も9月8日のDeNA戦で通算2000安打を達成すると、10月10日の中日戦では史上15人目となる通算1000四球を記録するなど、阿部と鳥谷は記録ラッシュの1年となった。
また、シーズン記録ではマギー(巨人)が、10月3日のヤクルト戦でセ・リーグ新記録となるシーズン48二塁打を達成。ルーキーの源田壮亮(西武)は新人では史上4人目となるフルイニング出場、細川成也(DeNA)がプロ初打席初本塁打を記録した。
達成された主な通算記録
【通算2000試合出場】
阿部慎之助(巨人)
【通算1500試合出場】
栗山巧(西武)
中島宏之(オリックス)
石原慶幸(広島)
相川亮二(巨人)
【通算1000試合出場】
長野久義(巨人)
陽岱鋼(巨人)
大島洋平(中日)
中田翔(日本ハム)
亀井善行(巨人)
聖澤諒(楽天)
【通算2000安打】
荒木雅博(中日)
阿部慎之助(巨人)
鳥谷敬(阪神)
【日米通算2000安打】
青木宣親(アストロズ)
※()は達成時の所属球団
【通算1500安打】
坂本勇人(巨人)
【日米通算1500安打】
川崎宗則(ソフトバンク)
【通算1000安打】
大島洋平(中日)
田中浩康(DeNA)
陽岱鋼(巨人)
秋山翔吾(西武)
浅村栄斗(西武)
【通算350本塁打】
村田修一(巨人)
中村剛也(西武)
【通算250盗塁】
糸井嘉男(阪神)
【250本塁打】
井口資仁(ロッテ)
福留孝介(阪神)
【200本塁打】
松井稼頭央(楽天)
松田宣浩(ソフトバンク)
バレンティン(ヤクルト)
【通算200盗塁】
田中賢介(日本ハム)
【通算300犠打】
田中浩康(DeNA)
【通算250犠打】
今宮健太(ソフトバンク)
【通算200犠打】
菊池涼介(広島)
藤田一也(楽天)
【通算1000四球】
鳥谷敬(阪神)
達成された主なシーズン記録
【3年連続全イニング出場】
秋山翔吾(パ・リーグでは1989年〜1991年の愛甲猛以来)
【新人全イニング出場】
源田壮亮(史上4人目)
【1試合4二塁打】
雄平(タイ記録。史上12人目)
【6試合連続本塁打】
ゲレーロ(史上14人目。最多は王貞治とバースの7試合連続)
【4打数連続本塁打】
レアード(タイ記録。史上20人目、21度目)
【48二塁打】
マギー(セ・リーグ新記録)
【初打席から2打席連続本塁打】
バティスタ(史上3人目。2本とも代打は2人目)
【初打席本塁打】
細川成也(史上61人目)