ニュース 2017.11.18. 16:59

稲葉ジャパン、台湾とアジアCS第2戦 黒星なら敗退の可能性大、先発は今永

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相手先発は左腕、指揮官は打順変更を示唆


 新生・稲葉ジャパンは18日、「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ(CS)2017」の決勝進出を目指し、台湾代表との戦いに挑む。

 16日の韓国戦でサヨナラ勝利を収めた侍ジャパンは、台湾に勝つか引き分ければ、予選1位での決勝進出が決まる。しかし、敗れれば1勝1敗で並び、順位決定規定のTQB(1イニング当たりの得点率と失点率の差)の比較へ。韓国戦が延長10回での1点差勝利だったため、TQB比較になれば不利となる。

 連勝で決勝進出を決めたい侍ジャパン。先発のマウンドには、日本シリーズでも好投したDeNAの今永が登る。今大会はU-24の選手がメインだが、日本代表は3月に行われた第4回大会のWBCメンバーを見ても、左腕の先発投手は招集ゼロ。今永には今大会の登板をきっかけに、このまま代表に定着してほしいところだ。

 打線については、稲葉監督自身が変更を示唆。韓国戦では3番近藤健(日本ハム)が3安打、4番山川(西武)は追撃2ラン含む2安打、そして5番上林(ソフトバンク)は延長戦での起死回生3ランと、中軸3選手の充実ぶりが光った。

 よってポイントになるのが前を打つ1、2番。韓国戦では1番京田(中日)、2番源田(西武)ともに1四球ずつを記録したが、ともに4打数無安打と物足りない成績に終わった。

 台湾代表の先発が左腕の林政賢ということもあり、DeNAで不動の1番を務める桑原、今季の左投手打率.286と左腕を苦にしない西川(広島)の上位抜擢も予想される。負ければ敗退の可能性が高い稲葉ジャパンの第2戦。指揮官の決断に注目だ。

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