岩瀬が日本新記録達成
2017年シーズンが終了し、ストーブリーグが本格的にスタートした。今季のプロ野球を記録で振り返ると、投手では岩瀬仁紀(中日)が、米田哲也氏が持っていた通算949登板の日本記録を更新する通算954試合登板を達成した。
1998年ドラフト2位で中日に入団した岩瀬は、プロ1年目から日本新記録となる15年連続50試合以上登板を達成。14年以降は故障により登板数が減少したが、今季は4年ぶりに50試合に登板し復活を果たした。
また、シーズンの記録でいえばソフトバンクの絶対的守護神・サファテが、岩瀬仁紀(中日 / 05年)、藤川球児(阪神 / 07年)が持っていた46セーブのシーズン記録を大きく上回る54セーブを達成。
その他、平野佳寿(オリックス)、高橋聡文(阪神)、青山浩二(楽天)が通算500試合登板、宮西尚生(日本ハム)が通算250ホールド、浅尾拓也(中日)が通算200ホールドを達成するなど、リリーフ投手の偉業達成が目立った1年となった。
今季達成された主な通算記録
【通算500試合登板】
平野佳寿(オリックス)
高橋聡文(阪神)
青山浩二(楽天)
【日米通算150勝】
田中将大(ヤンキース)
【通算200セーブ】
サファテ(ソフトバンク)
【通算150セーブ】
平野佳寿(オリックス)
【通算250ホールド】
宮西尚生(日本ハム)
【通算200ホールド】
浅尾拓也(中日)
【通算2500投球回】
石川雅規(ヤクルト)
【通算2000投球回】
涌井秀章(ロッテ)
【日米通算2000投球回】
ダルビッシュ有(レンジャーズ)
※日米通算2000投球回達成した当時の球団
【通算1500投球回】
能見篤史(阪神)
【通算1500奪三振】
和田 毅(ソフトバンク)
涌井秀章(ロッテ)
【日米通算1500奪三振】
前田健太(ドジャース)
【950登板】(日本記録更新)
岩瀬仁紀(中日)
【通算セーブ】(自己記録更新)
岩瀬仁紀(中日)
達成された主なシーズン記録
【シーズンセーブ】
サファテ(新記録)
【10年連続50試合登板】
宮西尚生(岩瀬仁紀以来、2人目)
【3年連続40セーブ】
サファテ(岩瀬以来2人目)
【4年連続30セーブ】
サファテ(9年連続の岩瀬以来2人目)
【17試合連続セーブ】
サファテ(パ・リーグタイ記録、小林雅英に並ぶ)
【1球セーブ】
増井浩俊(59人目、65度目)
近藤一樹(60人目、66度目)
【4年連続200奪三振】
則本昂大(9人目)