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支配下契約を再び勝ち取った選手といえば…

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ヤクルト・由規=東京ドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

島井が再び支配下


 楽天は22日、育成選手の島井寛仁を支配下登録すると発表した。

 島井は2012年ドラフト5位で楽天に入団するが、3年目の15年から育成契約に。育成契約3年目となった今季、二軍戦に61試合に出場して、打率.295、0本塁打、6打点の成績を残し、28盗塁はイースタン・リーグトップだった。

 再び支配下契約を勝ち取った島井は球団を通じて「やっとスタートラインに立てたという気持ちです。支配下になるからには一軍の戦力になり、活躍しないといけないと思っています」とコメントした。


過去の支配下→育成→支配下は?


 島井のように支配下→育成→支配下契約に戻った選手は多い。

 ヤクルトの由規がそうだ。由規は07年高校生ドラフト1位でヤクルトに入団すると、3年目の2010年に12勝を記録しブレイク。翌11年に7勝を挙げたが、12年以降は右肩の故障の影響で、一軍登板から遠ざかる。

 15年オフに支配下選手から育成契約となり、背番号『121』をつけて再出発。育成選手となった由規だが、二軍でアピールを続け、16年7月5日に再び支配下登録を勝ち取った。同年7月24日の中日戦で1786日ぶりの一軍勝利を挙げると、同年は2勝を挙げた。支配下復活2年目となった今季は10試合に登板して、3勝5敗、防御率4.31という成績だった。

 野手では原口文仁(阪神)が当てはまる。09年ドラフト6位で阪神に入団するも、12年オフに育成選手へ契約を移行。約3年半育成選手としてプレーし、昨季4月27日に支配下選手に復帰した。背番号『94』を着けた原口は、これまでの悔しさを晴らすかのように大暴れ。

 5月4日の中日戦でプロ初本塁打、19日の中日戦でプロ初のサヨナラ打を放つなど、同月の月間MVPを獲得。さらに、監督選抜でオールスターゲームに出場する活躍を見せた。しかし飛躍が期待された今季は、昨季ほどの働きを見せることができなかった。

 その他、脇谷亮太、今季限りで現役を引退した狩野恵輔なども“支配下→育成→支配下”を経験した選手だ。

【主な支配下→育成→支配下となった選手】
06年:なし
07年:中村紀洋
08年:チェン・ウェイン、吉川元浩
09年:ユウキ
10年:森田一成
11年:藤田宗一、木下達生、桟原将司
12年:菊地原毅、河内貴哉、藤原紘通、柳瀬明宏、玉置隆、中田祥多、中村憲、脇谷亮太
13年:鄭凱文、伊原正樹、井藤真吾、狩野恵輔、林啓介
14年:西村弥、伊藤和雄、金森敬之、榊原諒、赤坂和幸
15年:梅津智弘、山田修義、林崎遼、近藤一樹、細山田武史、野間口貴彦、堂上剛裕
16年:由規、原口文仁、柿沢貴裕、宮川将、大田阿斗里、園部聡、平井諒、田面巧二郎、ウーゴ
17年:岩崎達郎、西田直斗、木村昇吾
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