ニュース 2017.11.25. 11:00

代打成功率が高かった球団はどこ?

無断転載禁止
9回広島二死一、三塁、代打新井が中越えに逆転3ランを放つ=神宮(C)KYODO NEWS IMAGES

広島がリーグトップの成功率


 試合終盤の大事な局面で登場する代打。その一振りが勝敗を分けることも多く、非常にプレッシャーがかかるポジションだ。

 その代打で成功率が高かった球団はどこだったのかを見ていきたい。セ・リーグで代打成功率が高かったのは広島の.260だ。7月7日のヤクルト戦(神宮)では代打で登場した新井貴浩が逆転の3ランを放ち試合を決めた。非凡な打撃センスを持つ2年目の西川龍馬は、代打で打率.341、2本塁打、13打点をマークした。レギュラーの競争が激しい広島では、エルドレッド、松山竜平といった選手たちも代打で登場することもあった。

 一方で代打成功率が最も低かったのがDeNAの.156。昨年は下園辰哉が代打でリーグトップの11打点を挙げるなど、代打成功率はリーグトップの.248を記録した。今季はCS、日本シリーズで乙坂智、細川成也が代打で存在感を見せたが、乙坂はシーズンで代打での打率が.148と振るわなかった。

【代打成功率ランキングセ】
1位 .260 広島
2位 .246 中日
3位 .238 巨人
4位 .223 阪神
5位 .187 ヤクルト
6位 .156 DeNA

パは1割台が4チーム


 パ・リーグは西武がリーグトップの代打打率.243を記録した。西武の代打陣を見ると、21度代打で起用されたメヒアが、打率.105だったが、栗山巧が打率.313、1本塁打、6打点と高い集中力を見せた。

 特に栗山は8月17日の楽天戦(メットライフドーム)で、0-0の9回に代打で登場し、楽天のセットアッパー・ハーマンが投じたストレートをライオンズファンのレフトスタンドに叩き込んだ。

 その他の球団を見ると、オリックスが.201を記録したが、ソフトバンクが.188、日本ハムが.166、ロッテが.165、楽天が.143と6球団のうち4球団が代打成功率2割に届かなかった。

【代打成功率ランキングパ】
1位 .243 西武
2位 .201 オリックス
3位 .188 ソフトバンク
4位 .166 日本ハム
5位 .165 ロッテ
6位 .143 楽天

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西