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鈴木誠也、来季もレーザービーム宣言!ただし、フェンス際は「スルー」…?

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2年連続でゴールデングラブ賞を受賞した広島・鈴木誠也

最後は悔しいシーズン


 守備のベストナイン「第46回 三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が30日に都内で行われ、2017年シーズンを彩った守備の名手たちが表彰を受けた。

 「シーズン途中でケガをして離脱してしまいましたので、この賞を獲れるとは思っていなかった」と語ったのは、セ・リーグ外野手部門で2年連続2回目の受賞を果たした広島・鈴木誠也だ。

 “神ってる”広島の象徴的存在として大ブレイクを果たした昨季を経て、今季は4月下旬から4番を任されるなど更なる進化を見せつけた23歳。チームも順調にリーグ連覇への歩みを進めていったなか、悲劇が起こる。

 8月23日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦。2回裏の守備で大飛球を追いかけ、見事なジャンピングキャッチを見せるも、フェンスに激突した後の着地で右足首を負傷。そのまま起き上がることができず、担架に乗せられて退場となった。

 診断の結果は「右脛骨内果剥離骨折」。残りのシーズンはすべて欠場を強いられ、チームはリーグ連覇こそ果たしたものの、クライマックスシリーズでDeNAを前に屈した。

 順風満帆な航海から一転、個人もチームも悔しい形で終わった2017年シーズン。それでも、2年連続のタイトル獲得は、見る者の印象に残る好プレーを続けてきた証である。

 外野手の見せ場といえば、先の塁を狙った走者を刺す“補殺”だろう。鈴木は故障で115試合の出場に留まりながらも、リーグではトップ・両リーグで見てもトップタイの補殺10を記録。コリジョンルールの導入もあって、ホーム上での1点をめぐる攻防は減ってきているものの、持ち前のレーザービームでチームの窮地を何度も救った。


フェンス際は「スルー」!?


 故障後すぐ、8月29日に手術を行った鈴木誠也。全治3カ月とも言われていたが、10月中にはすでに練習を再開しており、手術から丸3カ月が立った今回の表彰式でも、違和感なく2本の足で歩いている。悔しさをバネに、完全復活へ…。その先に3年連続の守備の栄誉も待っていることだろう。

 来季に向けての意気込みを聞かれると、「あの時は怖さもなく思い切っていけたんですが、来年以降はちょっと怖くなると思うので、ああいう(フェンス際の)打球はスルーしていけたらいいかなと思います」と周囲を笑わせる場面も。

 最後は「自分は肩の強さをウリにしていますので、足の速いランナーをどんどん刺せるように精度を高めていきたい」と力強く宣言。名実ともにチームの顔として迎えるプロ6年目。挫折を経て、さらに大きく成長した姿に期待が高まる。


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