新人王が課題を連発
西武の源田壮亮が4日、契約更改交渉に臨み2900万円アップの4100万円(推定)でサインした。
1年目から遊撃手として143試合にフル出場した源田。チームの課題となっていた遊撃のレギュラーとして活躍し、球団からは「ショートの穴をよく埋めてくれた。球団としては最大の評価をした」と、労いの言葉を掛けられた。
源田は「無我夢中でやってきた。1年間(一軍に)居続けられたのが一番よかった」と今季を振り返りつつ、一方で来季の課題に、「出塁率を上げること」と「失策を一桁に減らすこと」を挙げた。
今季の源田の出塁率は、打率.270に対して.317。ボール球に手を出した三振が多かったこともあり、「ボール球を振らずに三振を減らせれば四球も増えてくる」と来季を見据える。また、パ・リーグの遊撃手では最多となる21失策の守備面のさらなる向上も誓った。
惜しくも逃した盗塁王のタイトルに関しては、「走塁コーチから『前半走れる時期に走ってなかったからだよ』と言われた」ことを明かし、「来季は前半から思い切って走っていきたい」と、シーズン序盤からの積極的な盗塁を誓った。
▼源田壮亮
今季成績:143試 率.270 3本 57点 37盗
(ニッポン放送ショウアップナイター)