ニュース 2017.12.06. 17:30

大砲不在に終止符を…ロッテのドラ1・安田尚憲にかかる期待

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ロッテのドラフト1位・安田尚憲(C)KYODO NEWS IMAGES

「千葉のゴジラ」


 12月5日、ロッテの新入団会見が都内で行われ、真新しいユニフォームに袖を通した新人選手8名がお披露目された。

 ドラフト1位指名を受けた安田尚憲は、「高校時代から本塁打にこだわりを持ってやってきた」と語り、「プロに入っても長打力を磨いていければ」と長打へのこだわりをアピール。球団から準備された色紙には「ホームラン王」と書き記し、「近い将来、ホームラン王を獲ることが目標。ロッテでは最近ホームラン王が出ていないということなので、自分がいつか獲れればと思います」と決意を述べた。

 名門・履正社高の主軸として、高校通算65本のアーチを描いた左の大砲。同世代に高校通算111発の清宮幸太郎という怪物スラッガーがいたため、この代ではなかなか主役として取り上げられることは少なかったものの、本来であれば目玉としてもっと注目を集めてしかるべき逸材である。

 逆方向に、それも鋭いライナーで打球を飛ばすことができる打撃センスは折り紙付き。この日お披露目された背番号「5」にも表れているように、長らく和製大砲が育っていないロッテの救世主として大きな期待が寄せられている。


落合以来の本塁打王へ


 安田がコメントしている通り、ロッテからは長らく本塁打王が現れていない。最後の本塁打王を探してみると、なんと1986年の落合博満氏までさかのぼる。

 ちなみに、球団で最後にシーズン30本塁打以上を放ったのは2005年のイ・スンヨプであるが、日本人に限るとまたも1986年の落合博満(50本)まで戻る。現在の本拠地であるZOZOマリンスタジアムでは、1995年と1998年に初芝清が記録した25本というのが日本人の最多記録だ。

 マリン初の日本人打者30発、そして落合以来の本塁打王へ…。金の卵にかかる期待は大きい。


【ロッテ・年度別チーム最多本塁打】
2017年:ペーニャ(15本) ※日本人最多=鈴木大地(14本)
2016年:デスパイネ(24本) ※日本人最多=角中勝也(8本)
2015年:デスパイネ(18本) ※日本人最多=清田育宏(15本)
2014年:クルーズ(16本) ※日本人最多=今江敏晃、井口資仁(10本)
2013年:井口資仁(23本)
2012年:井口資仁(11本)
2011年:井口資仁(9本)
2010年:金 泰均(21本) ※日本人最多=サブロー(19本)
2009年:サブロー(22本)
2008年:大松尚逸(24本)
2007年:ズレータ(15本) ※日本人最多=里崎智也(14本)
2006年:ベニー、里崎智也(17本)
2005年:イ・スンヨプ(30本) ※日本人最多=サブロー(14本)



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