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“守”の小林、“打”の宇佐見 巨人の捕手を振り返る

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巨人・小林(C)KYODO NEWS IMAGES
 巨人の正捕手争い-。

 巨人の正捕手といえば、強打の阿部慎之助が長年務めてきた。近年は故障が続き、2016年から一塁へ本格的にコンバート。昨季から2013年ドラフト1位・小林誠司がスタメンマスクを被る。

 守備では菅野智之、マイコラス、田口麗斗を2ケタ勝利に導くなど、チーム防御率リーグ2位の投手陣を支えたが、9月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた若松勉氏は「キャッチャーとしてピッチャーを相当助けていますが、打つ方では今のキャッチャーはある程度打てないとダメですね」と指摘。

 若松氏が話したように、打撃面では2年連続規定打席者リーグワーストの打率だった。小林が打撃で苦しむ理由にニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める江本孟紀氏は「膝が曲がりすぎて打てないんですよ」(9月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』)と挙げ、「キャッチャー目線で打席に入っていくと、配球も読めるでしょうけどね」と続けた。

 小林が打撃で課題を抱える中、シーズン終盤に宇佐見真吾が打撃で存在感を見せた。プロ2年目の宇佐見は8月8日一軍昇格を果たすと、同日の阪神戦でプロ初安打を記録。同月18日のDeNA戦で、左の砂田毅樹からライトへプロ初本塁打をマークすると、プロ初スタメンとなった同月25日の阪神戦でもライトスタンドへ豪快な一発を放った。

 同日の阪神戦で解説を担当した野村克也氏は「好球必打というか素晴らしいバッティングをしました」と普段は辛口なコメントが多いが、宇佐見の打撃を評価した。

 打撃力のある宇佐見だが、守備力は向上する必要がある。8月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた江本氏は「まだまだリードというところでは不足するところがあります」と課題を挙げた。

 守備の小林、打撃の宇佐見。この2年は小林がスタメンマスクを被ってきたが、来季も小林が正捕手を務めるのか…。それとも、宇佐見がレギュラーポジションを奪うのか…。これまで以上に捕手の競争が激しくなりそうだ。

【小林と宇佐見の今季成績】
小 林:138試 率.206 本2 点27
宇佐見: 21試 率.350 本4 点8

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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