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主力が抜けても若手が台頭する日本ハム

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日本ハム・栗山英樹監督

主力が移籍しても若手が台頭


 今季5位に終わった日本ハム。今オフは正捕手の大野奨太が中日、守護神の増井浩俊がオリックス、投手と野手の二刀流・大谷翔平がエンゼルスへ移籍した。さらにセットアッパー・マーティンが退団するなど、主力選手の退団が相次いでいる。

 チームの顔となる選手が抜けても、新しい選手が次々に台頭してくるのが日本ハムの特徴だ。北海道移転後の振り返ると、11年オフにダルビッシュ有がポスティングシステムを利用しレンジャーズへ移籍した翌年、吉川光夫がMVPを獲得する活躍でダルビッシュの穴を埋めリーグ優勝。

 14年オフも稲葉篤紀、金子誠が現役引退し、ショートの大引啓次がヤクルト、サードのレギュラーだった小谷野栄一がオリックスへFA移籍したが、翌15年はサードに新外国人のレアードが入り34本塁打を放てば、セカンドだった中島卓也がショートにコンバートし143試合にフル出場する働きぶり。レアード、中島卓也が移籍した小谷野、大引の不安を感じさせない活躍で、チームは2位に入った。

 陽岱鋼が巨人へFA移籍した今季、チームは5位に終わったが、昨季わずか12試合の出場にとどまった松本剛が外野のレギュラーに定着。シーズン途中から2番に入り、115試合に出場して、打率.274、5本塁打、33打点の成績を残した。

活躍が期待される若手候補


 正捕手、リリーフ陣が抜けた来季、チームが上位進出するためにも若手の台頭が必要不可欠。

 大野が抜けた捕手でいえば、来季プロ4年目を迎える清水優心がレギュラー候補筆頭だろう。今季は大野がチーム最多の80試合にマスクを被ったが、次いで61試合に出場したのが清水だった。清水は順位がある程度決まった9月以降、先発で出場機会を増やすなど、経験を積んだ。来季はレギュラー奪取へ勝負の年になる。

 また増井、マーティンが抜けたリリーフ陣も、27歳の鍵谷陽平がリリーフ陣のリーダーとして期待される。鍵谷は15年から3年連続で40試合登板を果たし、今季は自己最多となる60試合に登板。チーム3位の17ホールドをマークし、防御率は2.53と安定した成績を残した。

 その他にも、今季41試合に登板した公文克彦をはじめ、白村明弘、石川直也、田中豊樹などが控えている。セットアッパー、守護神が抜けた来季、若手選手は勝ちパターンで投げるチャンスが広がった。

 チームのピンチを若手がチャンスに変え、好成績を残し続けている日本ハム。正捕手、リリーフ陣の不安をかき消すような、新しい若手選手がでてくるか注目だ。

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