今季3年契約の2年目だったヤクルトの館山昌平は13日、契約更改交渉を行い、2200万円ダウンの9800万円プラス出来高でサインした。(金額は推定)
館山は今季初先発となった4月6日の阪神戦で、3回4失点でノックアウトされると、翌日に一軍登録抹消。再調整を経て、6月3日の西武戦に先発したが、3回4失点で敗戦投手となった。翌4日に一軍登録を抹消され、その後、再び一軍のマウンドにあがることなくシーズンを終えた。
館山は「今年は悔しい一年になったんですけど、来年に気持ちは向かっているので、反省すべき点は反省して、自分を信じてシーズンに挑みたいと思います」と既に気持ちは来季に向いている。
また、シーズン終了後には手術した右肩と右肘については「リハビリ過程は順調です」と話し、「全治3~4ヶ月とドクターから言われていて、そこで現場復帰できるということで手術を行った。キャンプ、オープン戦と競っていかなければいけないと思っています」と話した。
【館山昌平の契約更改一問一答】
―― サインしましたか?
館山「しました。ダウンで。契約通りのダウンです」
―― 今年登板数も少なかったですが。
館山「今年は悔しい一年になったんですけど、来年に気持ちは向かっているので、反省すべき点は反省して、自分を信じてシーズンに挑みたいと思います」
―― 10月に手術されましたが、今の状態は?
館山「リハビリ過程は順調です。リハビリで失敗したことはないですし、どんな手術をしても90%の状態までは持っていけるんです。最後の10%が、100%まで持っていくことがどの手術でも難しい。そこをクリアして戦力になれたらと思います」
―― 調整のペースは?
館山「全治3~4ヶ月とドクターから言われていて、そこで現場復帰できるということで手術を行った。キャンプ、オープン戦と競っていかなければいけないと思っています」
―― キャンプ後に手術をしたのはなぜ?
館山「自分の状態を上げるためにシーズン中もいろんな方法をやってみた。とにかくどんな形でも投げられるようにと、球団に言ってもらっていた。そんな中で、オフシーズンにできることをやっておこうということで、その時期の手術をドクターに勧められ、球団にも、全てをクリアにしたほうがいいのでは?と言ってもらえたので、手術になりました」
―― 作り上げていくものは来年違う?
館山「今まで何度も手術をしてきた中で、ゴロを打たせてなんとかしなきゃいけない、ヒットになろうがアウトになろうが、投げ込んでいくという形で去年はキャンプ、オープン戦、そして最初の登板もヒットを打たれはしたけど、ある程度納得できた。でも、それでも勝負できなかったというのが今年はあるので、来年は自分を信じたい。いいトレーニングもできているので。でも、全ては結果だし、自分の追い求めるものは高くなるので、自分を信じて投げられればと思っています」
―― 村田選手や松坂選手など、同年代の選手がまだ球団が決まっていないことに関してどう思う?
館山「日本的に言えば、今所属先が決まっていないのは寂しいことかもしれないけど、海外では当たり前のことなので。彼らはどこかに決まるんじゃないかと思っているし、彼らが先にやめていくとは思っていない。いつも彼らの背中を追ったり、ライバルのようというか、そんな風に思ったりしてやってきたので、もしかしたら一緒にできるかもしれないし」
―― そこには館山投手も、一年でも長くという思いがある?
館山「球団から必要とされている限りは。野球選手になりたいと思ってなれて、『もうお腹いっぱい』で辞められる選手はあまりいないと思いますが、僕は任される限りやりたいです」
―― 来季ゴロを打たせてアウトを取って、というやり方の変えていく部分はある?
館山「自分の感覚として、泳がせたり詰まらせたり、以前できていた頃のことを考えながら、そこに近づければ良いかなと。ゴロを打たせるのは僕の信条ですが、そこに奥行きをもたせていければ」
―― そのためには、出来ていた頃のビデオを見たり?
館山「自分が上手くなるためには手段を選ばず、ビデオを見ているし、データも見ているし。とにかく来年自分が上手くなれるように」
▼ 館山昌平
今季成績:2試 0勝1敗 防12.00
(取材・ニッポン放送アナウンサー新保友映)
館山は今季初先発となった4月6日の阪神戦で、3回4失点でノックアウトされると、翌日に一軍登録抹消。再調整を経て、6月3日の西武戦に先発したが、3回4失点で敗戦投手となった。翌4日に一軍登録を抹消され、その後、再び一軍のマウンドにあがることなくシーズンを終えた。
館山は「今年は悔しい一年になったんですけど、来年に気持ちは向かっているので、反省すべき点は反省して、自分を信じてシーズンに挑みたいと思います」と既に気持ちは来季に向いている。
また、シーズン終了後には手術した右肩と右肘については「リハビリ過程は順調です」と話し、「全治3~4ヶ月とドクターから言われていて、そこで現場復帰できるということで手術を行った。キャンプ、オープン戦と競っていかなければいけないと思っています」と話した。
【館山昌平の契約更改一問一答】
―― サインしましたか?
館山「しました。ダウンで。契約通りのダウンです」
―― 今年登板数も少なかったですが。
館山「今年は悔しい一年になったんですけど、来年に気持ちは向かっているので、反省すべき点は反省して、自分を信じてシーズンに挑みたいと思います」
―― 10月に手術されましたが、今の状態は?
館山「リハビリ過程は順調です。リハビリで失敗したことはないですし、どんな手術をしても90%の状態までは持っていけるんです。最後の10%が、100%まで持っていくことがどの手術でも難しい。そこをクリアして戦力になれたらと思います」
―― 調整のペースは?
館山「全治3~4ヶ月とドクターから言われていて、そこで現場復帰できるということで手術を行った。キャンプ、オープン戦と競っていかなければいけないと思っています」
―― キャンプ後に手術をしたのはなぜ?
館山「自分の状態を上げるためにシーズン中もいろんな方法をやってみた。とにかくどんな形でも投げられるようにと、球団に言ってもらっていた。そんな中で、オフシーズンにできることをやっておこうということで、その時期の手術をドクターに勧められ、球団にも、全てをクリアにしたほうがいいのでは?と言ってもらえたので、手術になりました」
―― 作り上げていくものは来年違う?
館山「今まで何度も手術をしてきた中で、ゴロを打たせてなんとかしなきゃいけない、ヒットになろうがアウトになろうが、投げ込んでいくという形で去年はキャンプ、オープン戦、そして最初の登板もヒットを打たれはしたけど、ある程度納得できた。でも、それでも勝負できなかったというのが今年はあるので、来年は自分を信じたい。いいトレーニングもできているので。でも、全ては結果だし、自分の追い求めるものは高くなるので、自分を信じて投げられればと思っています」
―― 村田選手や松坂選手など、同年代の選手がまだ球団が決まっていないことに関してどう思う?
館山「日本的に言えば、今所属先が決まっていないのは寂しいことかもしれないけど、海外では当たり前のことなので。彼らはどこかに決まるんじゃないかと思っているし、彼らが先にやめていくとは思っていない。いつも彼らの背中を追ったり、ライバルのようというか、そんな風に思ったりしてやってきたので、もしかしたら一緒にできるかもしれないし」
―― そこには館山投手も、一年でも長くという思いがある?
館山「球団から必要とされている限りは。野球選手になりたいと思ってなれて、『もうお腹いっぱい』で辞められる選手はあまりいないと思いますが、僕は任される限りやりたいです」
―― 来季ゴロを打たせてアウトを取って、というやり方の変えていく部分はある?
館山「自分の感覚として、泳がせたり詰まらせたり、以前できていた頃のことを考えながら、そこに近づければ良いかなと。ゴロを打たせるのは僕の信条ですが、そこに奥行きをもたせていければ」
―― そのためには、出来ていた頃のビデオを見たり?
館山「自分が上手くなるためには手段を選ばず、ビデオを見ているし、データも見ているし。とにかく来年自分が上手くなれるように」
▼ 館山昌平
今季成績:2試 0勝1敗 防12.00
(取材・ニッポン放送アナウンサー新保友映)