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ソフトバンク・内川 王会長が全幅の信頼を寄せる理由とは?

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【プロ野球ソフトバンク】契約更改を終え、会見で話をするソフトバンク・内川聖一=ヤフオクドーム 写真提供:産経新聞社
今季の日本一、ソフトバンクは何と来季は4億円プレーヤーが7人となります。昨日、契約更改交渉に臨んだ、内川は5,000万円増の4億円プラス出来高で、新たに2年契約を結びました。

「このトシになって、計算できるということで、複数年をやっていただいた。感謝します。その気持ちに来年から応えないといけません」。

サファテの5億円を筆頭に、バンデンハーク、和田、摂津、松田、デスパイネ、内川の7人で、チームは29億円も支払っている。しかし、王会長は、

「ソフトバンクが全国区のチームになってほしい。ジャイアンツと比べると、まだまだだからね」。

確かに、知名度アップが今後のテーマでしょう。ということで、チームの顔として期待しているのが、内川。

「技術があるし、まったく心配はいらない」

と全幅の信頼を寄せています。

工藤監督は、早くも、

「来年もけががなければ、4番」

と明言。今季は、左手親指の骨折で、73試合の出場にとどまったものの、クライマックスシリーズ、ファイナルステージの4戦連続ホームランなど、勝負強さはピカイチでした。

前身のダイエーが1989年に福岡へ移転。ところが、打の顔がなかなか出てこない。4番でフル出場した日本人選手が、1人もいません。フル出場したのは、14年のイデホのみです。南海時代にまで遡っても、日本人選手のフル出場は、88年の門田博光。それを内川も知っています。

「来年は4番で、全試合に出なければならない」。

今回の契約更改で、その気持ちがより強固になったといえるでしょう。

「現状維持では失礼です」

とも語っている。まず、クリアしなければならないのは、残り25本に迫った通算2,000本安打です。

「1日でも早い方がいい。バットも改良する」

と、0.5インチ長くした2018年モデルをすでに発注済み。安定したスイングを求めた結果です。重心がより先端に近くなれば、ボールを芯でとらえる難度が上がる。とはいえ、技術がしっかりしていれば、ヘッドの重みをより感じられるようになります。破壊力も増すことでしょう。挑戦を忘れない。内川の勤勉さを表しています。

人望も厚い。毎年、自主トレには、球団の垣根を超えて多くの若手が集まってくる。ただし、指導などをしたことはありません。

「何も言いません。すべてがライバル。自分が感じて、戦って、レギュラーにならないといけないから。ぼくの言葉で、先入観をもたせてしまってはダメです」

と説明。神ってる、広島の鈴木誠也も、チーム内川の一員でした。

ファンサービスも懇切丁寧で、お酒も飲まない。よく、新任の担当記者が、王会長へあいさつに行くと、

「人生くずさないように気をつけろ」

と言葉をかけられますが、夜の街へ繰り出すこともありません。知名度を、全国区にしたいと願うのは内川のすべてを知っているからでしょうか。

右打者最高打率の3割7分8厘をマークした他、史上2人目のセ、パ両リーグで首位打者を獲得。成功する確率が少ないFA移籍で、もっとも成功した数少ない選手です。

12月19日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」



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