高木「移籍はいきなりでビックリした」
巨人にFA移籍した野上亮磨投手の人的補償として西武に加入した高木勇人が20日、埼玉県所沢市の球団事務所で入団会見を行った。背番号は今季まで野上が背負っていた『20』。
高木は「移籍はいきなりでビックリした。チームは変わるが与えられた場所で頑張って行きたい」とコメント。西武については「打撃がよくて、細かい野球をする」との印象を口にした。
会見に同席した鈴木球団本部長は、「プロテクトに入っていなかったことは予想外だった。辻監督と話しをして、即決だった」と獲得経緯を語った。
高木は2014年ドラフト3位で三菱重工名古屋から入団。翌15年のルーキーイヤーには主に先発として163回2/3を投げ、9勝10敗、防御率3.19の成績を残した。3年目の今季はケガにも泣かされ、16試合で1勝2敗、防御率2.63。3シーズン在籍した巨人での通算成績は、15勝21敗、防御率3.56だった。
西武は野上の移籍に加え、セットアッパーのシュリッターが退団。さらに牧田も、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指している。10シーズンぶりの優勝へ、投手陣の整備は急務。高木にかかる期待は大きい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)