日本ではエースナンバーとしておなじみ
ソフトバンクは21日、武田翔太の背番号変更を発表。2012年のプロ入りから背負ってきた「30」に区切りをつけ、来季からは「18」を背負う。
高卒1年目から一軍で8勝(1敗)を挙げるなど、早くから頭角を現してきた若き右腕。その後は故障との戦いに苦しむも、2015年に自己最多の13勝(6敗)をマーク。その翌年は最多を更新する14勝(8敗)を挙げるなど、エースへの階段を登っていった。
今季は肩の故障もあって13試合の登板に留まり、6勝4敗と連続2ケタ勝利もストップ。復活と逆襲にかける来季へ向けて、心機一転2018年シーズンに挑む。
「18」といえば、日本ではエースナンバーとして浸透している番号。古くは若林忠志、野口二郎、中尾碩志にはじまり、最近では桑田真澄や三浦大輔、松坂大輔、田中将大、前田健太といったそうそうたる名投手たちが背負ってきた。
鷹のエースは「18」=「エースナンバー」をさらに強く、濃く印象づけることができるか。来季以降の活躍から目が離せない。
【武田翔太・プロフィール】
生年月日:1993年4月3日(24歳)
身長/体重:186センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:宮崎日大高-ソフトバンク
[今季成績] 13試(71.0回) 奪三振60 防3.68
[通算成績] 100試(622.0回) 奪三振533 防2.89