ニュース 2017.12.21. 18:00

あまり注目されない“併殺打王” 今年は…?

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DeNAの宮崎敏郎(C)KYODO NEWS IMAGES

併殺打が多かったのは…?


 試合を見ている時に大歓声がため息に変わる瞬間と言えば、攻撃側のチームが併殺打に倒れた時。チャンスが一瞬にして潰えてしまううえ、相手を勢いづかせてしまうこともあるだけに、大きな意味を持つプレーだ。

 やはり一塁までの距離が長い右打者の方がその確率は高くなり、なかでも打球速度が早いパワーヒッターは数が多くなりがち。併殺打数の歴代記録を見てみても、1位の野村克也(378個)をはじめ、なんとトップ10は全員右打者。11位タイでようやく駒田徳広(229個)が左打者として出てくる。

 今回は記録としてあまり注目されることが少ない“併殺打数”に注目。セ・パ両リーグの上位をしらべてみた。


首位打者は併殺打も1位


【セ・リーグ併殺打ランキング】
1位 23個 宮崎俊郎(DeNA)
2位 20個 ケーシー・マギー(巨人)
3位 18個 ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)
4位 17個 福留孝介(阪神)※
4位 17個 長野久義(巨人)
6位 16個 坂本勇人(巨人)
7位 15個 村田修一(巨人)
7位 15個 山田哲人(ヤクルト)
9位 14個 ホセ・ロペス(DeNA)
9位 14個 中村悠平(ヤクルト)
(※左打者)

 セ・リーグのトップはDeNAの宮崎敏郎。今季は打率.323を記録して首位打者に輝いた好打者だが、実は併殺打も多かった。つづいてマギーとバレンティンの助っ人2人。やはり打球が速い右打ち打者は多くなるという傾向は今年も変わらない。

 上位陣で唯一の左打者が、4位タイに入った阪神・福留孝介だった。走攻守揃った選手の印象であり、中日時代は10個以上の併殺打を記録することがなかったが、阪神でNPBに復帰して以降は5シーズン中3シーズンで2ケタの併殺打を記録。今季の17個はキャリアでもワーストの数字であった。


助っ人がワンツーも…?


【パ・リーグ併殺打ランキング】
1位 18個 ジャフェット・アマダー(楽天)
1位 18個 ブランドン・レアード(日本ハム)
3位 17個 浅村栄斗(西武)
4位 16個 カルロス・ペゲーロ(楽天)※
4位 16個 松田宣浩(ソフトバンク)
6位 14個 ゼラス・ウィーラー(楽天)
6位 14個 アルフレド・デスパイネ(ソフトバンク)
6位 14個 大田泰示(日本ハム)
6位 14個 中田 翔(日本ハム)
10位 13個 小谷野栄一(オリックス)
(※左打者)


 一方のパ・リーグは助っ人選手が半数の5名。楽天のアマダーと日本ハムのレアードが18個で同率トップとなった。

 また、こちらも左打者は1人だけで、楽天のペゲーロが4位タイにランクインしている。楽天は打線を支える助っ人トリオが全員ランクインという結果となった。

 ちなみに、故障があった分数字が伸びなかったものの、ソフトバンクの内川聖一は300打席で、オリックスの吉田正尚は268打席で9個を記録。フル出場していたら上位にランクインしていたかもしれないくらいのハイペースだった。
 

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