日本で156セーブ
オリックスからFAでのメジャー挑戦を目指している平野佳寿が、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約合意に至ったことが報じられている。
地元メディアの『azcentral sports』によると、契約年数は2年で総額600万ドル(約6億8000万円)とのこと。球団としては2012年の斎藤隆以来、2人目の日本人選手となる。
2005年の大学生・社会人ドラフト希望枠でオリックス入りした平野。1年目からローテーションの一角として7勝(11敗)をマークし、26試合で10完投を記録した。
2010年からはリリーフに転向し、5年連続で60試合以上に登板。72試合に登板した2011年には49ホールドポイントを挙げて最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。2014年には40セーブをマークして当時のリーグ新記録を打ち立て、最多セーブのタイトルも掴んだ。
日本では通算549試合に登板し、48勝69敗139ホールド・156セーブを記録。連投やイニング跨ぎにも強く、丈夫さが大きな持ち味。新天地でも即戦力としての期待が高い。
夢に向かって突き進む33歳の新たな挑戦に注目だ。
【平野佳寿・プロフィール】
生年月日:1984年3月8日(33歳)
身長/体重:186センチ/84キロ
投打:右投右打
経歴:鳥羽高-京都産業大-オリックス
[今季成績] 58試(57.1回) 3勝7敗29セーブ・8ホールド 奪三振47 防2.67
[通算成績] 549試(974.2回) 48勝69敗156セーブ・139ホールド 奪三振884 防3.10