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ZOZOマリンが生まれ変わる!新・人工芝と新・照明、総工費11億超の大改修へ

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新・人工芝導入イメージ [画像提供=千葉ロッテマリーンズ]

野球専用人工芝を導入


 ロッテは26日、来季から本拠地・ZOZOマリンスタジアムに野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf(エムエスクラフト ベースボールターフ)」を導入することを発表した。

 「MS Craft Baseball Turf」はミズノ株式会社が積水樹脂株式会社と共同開発した野球専用の人工芝で、より天然芝に近い感覚でプレーできるというのが最大の特徴。日本では西武の本拠地・メットライフドームなどで導入されている。

 選手のプレーの安定性を向上させるだけでなく、足への負担も軽減してくれる強い味方。それでいて芝表面が光を分散させて照り返しを低減するため、観戦者の目にも優しい優れものだ。

 導入は2018年2月28日に完了予定で、3月のオープン戦から使用開始できる見込みとのこと。総工費は3億2000万円(球団発表)。


▼ 「MS Craft Baseball Turf」の特徴
1. 耐久性
金属スパイクに対する人工芝パイルの耐久性が向上。パイル引張強度減衰率も、従来品に比べ3倍相当向上。

2. 長期安定性
芝葉の倒れ、へたりが少ないため、メンテナンスの頻度も従来より減少。

3. 形状復元性
コンサートなどのイベント時や積雪時の載荷重による性能低下及びパイル形状変化を抑制。長期の載荷重により倒れたパイルはブラッシングで復元可能。これにより導入時の状態を長期間維持。

4. 衝撃吸収性
野球用スパイク使用時の衝撃吸収性能が従来品比約15%向上。選手の足への突き上げ応力が減少し、足への負担を軽減。

5. プレーの安定性
高密度人工芝と比較し、プレー時の載荷重による人工芝変形量が少なく、選手の足元の横ブレを軽減する。

6. 充填材安定性
従来のロングパイル人工芝と比較し、ボールバウンド時の充填材飛散を抑制。

7. バウンド性
経年によるへたり・倒れが少なく、芝目がないことからボールのバウンド・転がり方が安定し、イレギュラーバウンドが軽減。

8. 景観性
カールしたパイルは、ランダムなねじれにより光が乱反射し、直毛パイルと比較すると照り返しを低減。快適な観戦環境の提供が可能。


照明の全面LED化


 さらにロッテは同日、ZOZOマリンスタジアムにLED照明システムを導入することを発表。グラウンド照明の全面的LED化構想を明らかにした。

 現状のメタルハライドランプと高圧ナトリウムランプに替えて、来季からは高演色LEDを採用。照度(グラウンドの明るさ)は維持したまま、総消費電力を約50%も削減することができる。

 また、統合制御システムとの連携により、ビジョンや音響と連動した躍動感あふれる演出を実現できるようになるほか、新たにフルカラーのLED照明による球場外壁のライトアップも可能に。こちらも2018年2月28日に完成予定で、3月のオープン戦より使用開始できる見込みとのこと。総工費は8億3000万円(球団発表)。

 井口新監督のもと、“強い”はもちろんのこと、より“魅力的”な球団を目指して…。生まれ変わるZOZOマリンスタジアムに注目だ。


▼ LED照明システム導入の背景
1. 既設照明の老朽化
2. 地球温暖化対策の一環
3. スタジアムの新たな価値の創造(劇場型スタジアムに向けた取組み)

▼ LED照明システム導入のメリット
1. 消費電力およびCO2排出量の削減(従来比約50%減)
2. 無段階調光による多彩な演出への活用
3. 即時点灯、即時再点灯が可能(※現状は一旦消灯すると約20分は点灯不可)
4. 光源の長寿命化によるランプ交換、メンテナンス頻度の低減
5. 映像、音響と連動した照明演出。

▼ 製品特徴
1. 優れた省エネ性能(消費電力:従来比約50%減)
2. 長寿命40,000時間(光束維持率85%時)
3. 4Kテレビ放送に対応する色再現性(Ra90)
4. ハイスピードカメラ対応(フリッカレス点灯)
5. 配光制御にインナーレンズ方式を採用し、まぶしさを抑制
6. サークルライン方式の照明配置と保守性を考慮したコンパクト灯体
⇒ 面積(正面):従来比約33%減 本体厚み:従来比約50%減
7. 130km/hの硬球の衝撃にも耐える前面カバー(コイト電工にて衝撃試験実施)
8. DMX制御により極め細やかな演出を実現。



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