ニュース 2017.12.28. 10:00

“恐怖の6番打者” 広島・エルドレッド

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広島時代のエルドレッド
「6番にエルドレッドみたいなバッターがいると、チームは強い」。

 5月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた山崎武司氏は、広島打線についてこのように評した。

 エルドレッドは6番打者で12球団トップの本塁打(23)、打点(63)、得点圏打率(.353)をマーク。1番・田中広輔、2番・菊池涼介がチャンスを作り、3番・丸佳浩、4番・鈴木誠也、5番・松山竜平らで還し、なお続く好機でしっかり走者を還した印象だ。

 山崎氏が解説を務めた5月27日の巨人戦は、それが当てはまる試合だった。エルドレッドは3回にソロを放つと、4回の第3打席はセンター前タイムリー、6回の第4打席は無死満塁のチャンスで押し出し四球を選び、4打数2安打1本塁打4打点の活躍を見せた。

 他球団であれば4番を打っていてもおかしくないエルドレッド。層の厚い広島打線で、下位打線に一発のあるエルドレッドが座っていることは他球団にとって脅威だっただろう。

【出場数】
1位 117試合 鳥谷 敬(阪神)
2位  72試合 エルドレッド(広島)
3位  71試合 中村 晃(ソフトバンク)

【安打】
1位 122安打 鳥谷 敬(阪神)
2位  74安打 エルドレッド(広島)
3位  72安打 中村 晃(ソフトバンク)

【本塁打】
1位 23本塁打 エルドレッド(広島)
2位 14本塁打 メヒア(西武)
3位 13本塁打 T-岡田(オリックス)

【打点】
1位 63打点 エルドレッド(広島)
2位 39打点 鳥谷 敬(阪神)
3位 36打点 戸柱恭孝(DeNA)

【得点圏打率】
1位 .353 エルドレッド(広島)
2位 .327 戸柱恭孝(DeNA)
3位 .313 中村 晃(ソフトバンク)

※6番の成績のみ

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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