ニュース 2017.12.30. 10:00

8番という打順で3本塁打放った投手は?

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2017年5月17日の広島戦の6回に左中間に先制ソロを放つDeNA・ウィーランド=マツダ(C)KYODO NEWS IMAGES
 巨人の小林誠司が今季12球団最多の129試合に8番打者で出場するなど、捕手や守備を売りにする野手、レギュラーを目指す若手が任されることの多い打順だ。

 8番打者の打撃成績を見ても、安打数は小林の75安打が12球団トップ。本塁打は選手層の厚いソフトバンクでレギュラーに定着した4年目・上林誠知の7本、打点は広島戦に滅法強かった阪神・梅野隆太郎の27打点が12球団トップの成績だった。

 8番打者の本塁打ランキングに注目すると、3位に今季3本塁打を記録したDeNAの投手・ウィーランドの名前が入っている。DeNAは4月下旬から8番に投手、9番に倉本寿彦を置く打順を採用。そのため、打撃を得意にしているウィーランドがランクインした。

 ニッポン放送ショウアップナイターの解説陣もウィーランドの打撃を高く評価し、前田幸長氏は「これだけ打撃がいいですから、ベンチの選手がいなくなった状況で代打に『ウィーランドいっとこう』ということがあってもおかしくないです」(10月23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島-DeNA戦』)と太鼓判を押せば、大矢明彦氏も「構えもいいし、結構いい振りをしますね」(4月6日の『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』)と評価した。

【出場数】
1位 129試合 小林誠司(巨人)
2位  83試合 梅野隆太郎(阪神)
3位  78試合 会沢 翼(広島)

【安打】
1位 75安打 小林誠司(巨人)
2位 62安打 会沢 翼(広島)
3位 52安打 上林誠知(ソフトバンク)

【本塁打】
1位 7本塁打 上林誠知(ソフトバンク)
2位 4本塁打 会沢 翼(広島)
3位 3本塁打 炭谷銀仁朗(西武)
3位 3本塁打 外崎修汰(西武)
3位 3本塁打 ウィーランド(DeNA)

【打点】
1位 27打点 梅野隆太郎(阪神)
2位 26打点 小林誠司(巨人)
3位 25打点 上林誠知(ソフトバンク)
3位 25打点 会沢 翼(広島)

※8番の成績のみ

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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