西武の辻発彦監督が2日、源田壮亮、平井克典とともに埼玉・所沢市内の西武所沢店で行われた『選手とファンの集い』に参加した。

　トークショー終了後に囲み取材に応じた辻監督は、初詣の際におみくじを引き「大吉」が出たことを明かし、「勝負事は良いみたい」と一言。おみくじには、「一人でするな、任せる」といった言葉が書いてあったようで、「選手を信じる。野球をやるのは彼らなので、グラウンドでは任せる。我々はそのための準備をする。責任は私」と述べ、選手たちの自主性を尊重する考えを示した。

　トークショーの中でも2017年を振り返り、「チームとしてやっと動き始めたというか、地盤ができて選手たちにも自主性などが芽生え、チームとして動き始めた」と選手たちの成長に手応えを感じつつ、「今年が非常に大事」と主張。「さらに成長できるように、全ての面でレベルアップし、最後まで1試合1試合諦めずに良い試合をして勝つ。守りに入らず常に攻めの心を持って立ち向かっていきたい」と意気込みを語り、集まった150人のファンに「選手と一丸となって優勝を目指す」ことを誓った。