吉村GM「幅広い分野での積極的交流に期待」
日本ハムは5日、テキサス・レンジャーズと業務提携契約を締結したことを発表した。
「幅広い分野での積極的交流に期待を寄せています」と語ったのは、日本ハムの吉村浩取締役チーム統轄本部長兼GM。今後については「ベースボールオペレーションにおけるスカウト情報の共有をはじめ、ビジネス部門での相互協力、コーチ・フロントスタッフの人事交流を進めてまいります」と説明し、「2月中旬からは、チーム統轄本部国際グループのメンバーを1名テキサスに派遣する予定」であることを明かした。
また、「2021年完成に向け新球場建設が既に始まっているレンジャーズより、多方面でのアドバイスを乞うことになるでしょう」と新球場計画への好影響にも期待を寄せている。
レンジャーズのジョン・ダニエルズGMも、「ファイターズとの業務提携発表に、嬉々たる思いです」と喜びのコメント。「同球団の独創的な考え、先を行く姿勢は、我々レンジャーズと大いに重なり合う部分があります。常に『人』を重んずるファイターズの取り組みは名高く、世界の舞台に何名もの優秀な選手を輩出しています。今後は、様々な分野で互いを支え、高め合えることを待望します」と両球団にとってのメリットを強調した。