1位は3年連続セーブ王のあの投手
シーズンで最もセーブ数が多かった投手に与えられる『最多セーブ投手』のタイトル。昨季パ・リーグは、NPBのシーズン新記録となる54セーブを記録したサファテ(ソフトバンク)、セ・リーグは37セーブを挙げたドリス(阪神)が最多セーブ投手のタイトルを獲得した。
抑え投手はチームの勝利に直結する非常に重要なポジション。精神的にも過酷な役割の中、この5年間でセーブを安定して稼いだ投手は誰になるのだろうか…
最近5年間のセーブ数トップ10をみると、1位はサファテの185セーブだ。サファテはソフトバンクへ移籍した14年から4年連続で30セーブを継続中で、15年からは3年連続40セーブ以上を記録する。特に昨季はシーズン新記録となる54セーブを挙げるなど、“鷹の絶対的守護神”だ。
2位は今季からダイヤモンドバックスでプレーする前オリックス・平野佳寿の143セーブ。平野は抑えに転向した13年に31セーブ、14年がリーグ最多の40セーブとセーブを積み重ねたが、15年は12セーブにとどまった。それでも、16年と17年は20セーブ以上をマークした。
3位はオリックスへFA移籍した増井浩俊の103セーブ。上位3位までパ・リーグ出身の投手がランクインした。セ・リーグの投手では松井裕樹(楽天)と並び96セーブを挙げた山崎康晃(DeNA)が4位タイ。5位以降は現在NPBでプレーしていない呉昇桓、バーネット、現在は先発の西野勇士(ロッテ)がランクインしている。
最近5年間のセーブ数トップ10
1位 185セーブ サファテ(ソフトバンク)
【シーズン最高】54セーブ(17年)
☆最多セーブ(15年~17年)
2位 143セーブ 平野佳寿(前オリックス)
【シーズン最高】40セーブ(14年)
☆最多セーブ(14年)
3位 103セーブ 増井浩俊(オリックス)
【シーズン最高】39セーブ(15年)
4位 96セーブ 松井裕樹(楽天)
【シーズン最高】33セーブ(15年、17年)
4位 96セーブ 山崎康晃(DeNA)
【シーズン最高】37セーブ(15年)
6位 86セーブ 西野勇士(ロッテ)
【シーズン最高】34セーブ(15年)
7位 80セーブ 呉昇桓(元阪神)
【シーズン最高】41セーブ(15年)
☆最多セーブ(14年~15年)
8位 74セーブ 中崎翔太(広島)
【シーズン最高】34セーブ(16年)
9位 73セーブ 沢村拓一(巨人)
【シーズン最高】37セーブ(16年)
☆最多セーブ(16年)
10位 62セーブ バーネット(元ヤクルト)
【シーズン最高】41セーブ(15年)
☆最多セーブ(15年)
※セーブ数はNPBのみ
※シーズン最高は2013年からの5年間
※☆の最多セーブは2013年からの5年間