ニュース 2018.01.06. 17:00

最近5年間の盗塁数トップ10

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日本ハムの西川遥輝

1位は日本ハムの韋駄天


 2017年の盗塁王はセ・リーグが田中広輔(広島)、パ・リーグは西川遥輝(日本ハム)が受賞した。山田哲人が15年から2年連続で盗塁王に輝いたが、近年は00年代の赤星憲広氏、片岡治大氏のように連続で受賞するケースが少なくなり、熾烈な争いを繰り広げた末、毎年違う選手がタイトルを獲得している。

13年:【セ】丸 佳浩 【パ】陽岱鋼
14年:【セ】梶谷隆幸 【パ】西川遥輝
15年:【セ】山田哲人 【パ】中島卓也
16年:【セ】山田哲人 【パ】糸井嘉男、金子侑司
17年:【セ】田中広輔 【パ】西川遥輝

 では、2013年からの5年間で盗塁数が多い選手は誰なのだろうか…。1位は昨季盗塁王に輝いた西川の175盗塁だ。西川は43盗塁をマークし盗塁王となった14年から4年連続で30盗塁以上を記録する。盗塁成功率も14年が54度の盗塁企図で11度の失敗だったが、年々成功率をあげていき、昨季は39盗塁で失敗はわずかに5つだった。

 2位は149盗塁の糸井嘉男(阪神)だ。糸井はオリックス時代の16年にシーズン自己最高となる53盗塁を記録。阪神へ移籍した昨季は16年よりも盗塁数を減らしたが、21個の盗塁を決めた。

 そして3位は金子侑司(西武)の122盗塁だ。金子侑は13年にプロ入りし、最初の3年はレギュラー選手ではなかったが、13年が12盗塁、14年が21盗塁、15年が11盗塁と2ケタ盗塁を記録。レギュラーに定着した16年に盗塁数を大きく増やし、53盗塁で糸井とともにタイトルを獲得した。

 4位以降を見ると、この5年間で盗塁王を経験した梶谷隆幸(DeNA)が121盗塁で4位、中島卓也(日本ハム)が119盗塁で5位、丸佳浩(広島)が106盗塁で8位、山田が102盗塁で9位にランクインしている。

最近5年間の盗塁数トップ10


1位 175盗塁 西川遥輝(日本ハム)
【シーズン最多】43盗塁(14年)
☆盗塁王(14年、17年)

2位 149盗塁 糸井嘉男(阪神)
【シーズン最多】53盗塁(16年)
☆盗塁王(16年)

3位 122盗塁 金子侑司(西武)
【シーズン最多】53盗塁(16年)
☆盗塁王(16年)

4位 121盗塁 梶谷隆幸(DeNA)
【シーズン最多】39盗塁(14年)
☆盗塁王(14年)

5位 119盗塁 中島卓也(日本ハム)
【シーズン最多】34盗塁(15年)
☆盗塁王(15年)

6位 118盗塁 大島洋平(中日)
【シーズン最多】28盗塁(14年)

7位 112盗塁 柳田悠岐(ソフトバンク)
【シーズン最多】32盗塁(15年)

8位 106盗塁 丸佳浩(広島)
【シーズン最多】29盗塁(13年)
☆盗塁王(13年)

9位 102盗塁 山田哲人(ヤクルト)
【シーズン最多】34盗塁(15年)
☆盗塁王(15年、16年)

10位 101盗塁 荻野貴司(ロッテ)
【シーズン最多】26盗塁(13年、17年)

※盗塁数はNPBのみ
※シーズン最多は2013年からの5年間
※☆の盗塁王は2013年からの5年間
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