ニュース 2018.01.07. 17:00

最近5年間の登板数トップ10

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巨人のマシソン【写真は2017年】(C)KYODO NEWS IMAGES

1位は巨人の助っ人


 2017年のリーグ最多登板はパが72登板の岩崎翔(ソフトバンク)、セが68登板の今村猛(広島)、山崎康晃(DeNA)の68登板だった。岩崎、今村、山崎康の3人に共通しているのが、“勝利の方程式”の一角を担っていること。リードしている場面だけでなく、同点でマウンドにあがるケースもあり、実績・経験のある投手たちは登板数が多くなる。また登板過多の影響で、短命で終わることがあるのもリリーフ投手の特徴のひとつだ。

 地味ではあるがチームの勝利に欠かす事のできないリリーフ投手。ではこの5年間、一軍で投げ続けたタフな投手はいったい誰になるのだろうか…。2013年からの5年間の登板数を調べてみると、1位はマシソン(巨人)の319登板だった。

 マシソンは2013年から5年連続で50試合以上に登板し、16年までは4年連続で60試合以上に登板した。その間に西村健太朗、山口鉄也、沢村拓一、カミネロといった投手とともに勝利の方程式を形成したが、この5年間でほぼフル稼働したのはマシソンだけだった。

 2位は“鷹の守護神”・サファテ(ソフトバンク)の317試合。1位のマシソンとはわずか2登板差での2位だった。サファテもマシソンと同じように、この5年間全て50試合以上に登板。14年以降は、毎年60試合以上に登板している。

 3位は286登板の福山博之(楽天)。福山は12年オフにDeNAを戦力外となり、13年に楽天に入団。13年こそ22試合の登板だったが、14年からは毎年60試合以上にマウンドあがり、昨季は65試合に投げた。

 4位以降は、10年連続50試合登板を達成した宮西尚生(日本ハム)が278登板で4位、連続60試合登板の記録が9年で途切れた山口鉄也(巨人)は265登板で9位だった。

最近5年間の登板数トップ10


1位 319登板 マシソン(巨人)
【シーズン最多】70登板(16年)

2位 317登板 サファテ(ソフトバンク)
【シーズン最多】66登板(17年)

3位 286登板 福山博之(楽天)
【シーズン最多】69登板(16年)

4位 278登板 宮西尚生(日本ハム)
【シーズン最多】62登板(14年)

4位 278登板 田島慎二(中日)
【シーズン最多】64登板(15年)

6位 271登板 平野佳寿(前オリックス)
【シーズン最多】62登板(14年)

7位 270登板 益田直也(ロッテ)
【シーズン最多】68登板(13年)

8位 268登板 増田達至(西武)
【シーズン最多】72登板(15年)

9位 265登板 山口鉄也(巨人)
【シーズン最多】64登板(13年)

10位 260登板 増井浩俊(オリックス)
【シーズン最多】66登板(13年)

※登板数はNPBのみ
※シーズン最多は2013年からの5年間

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