山川穂高
トークショーで今季に向けた意気込みなどを語った西武・山川

 西武の山川穂高が8日、東京・練馬の『グランエミオ大泉学園』で行われたトークショーに参加。飛躍の年となった昨シーズンを振り返りつつ、“勝負の年”と位置付ける今シーズンの決意などを語った。

 この日は成人式ということもあり、会場には新成人の姿も。沖縄で行われた自身の成人式を振り返った山川は、「成人式のために12キロやせた」という驚きのエピソードを披露し、「成人式は人生でトップに入るくらい楽しかった」と6年前のハレの日を懐かしんだ。

 また、昨季はシーズン途中からスタメンに定着し、シーズン終盤は4番としても活躍。78試合に出場して、打率.298、23本塁打と、2位に躍進したチームを支えたが、「全然満足はしていない」とキッパリ。「78試合って約半分ですから。1年間を通して出場し、それを3年続けて一人前と言われる世界」と続け、昨年は「あくまでキッカケを掴んだに過ぎない」と振り返る。

 そして今季に向けては、「メヒアや中村さんなど色々な打者いるので、その中で飛びぬけた成績を残さないといけない」とポジション争いの熾烈さを指摘し、ファンから尋ねられた本塁打の本数にも言及。自身を「先を見ちゃダメな人」と評する山川は、明言を避けつつも「30~40本くらい打たないとレギュラーにはなれない」との見解を示した。

 イベントの最後には、「去年キッカケを掴んで今年どれだけできるのか。自分でも楽しみ。見ていてください」と、抽選で選ばれた50名のファンに活躍を誓い、「優勝して皆さんと一緒に美味しいお酒を飲みたい」と決意を新たにした。

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