◆ サッカー部が悲願の選手権初制覇
1月8日、『第96回全国高校サッカー選手権大会』の決勝戦が埼玉スタジアム2○○2で行われ、群馬の前橋育英が1-0で勝利。悲願の全国制覇を達成した。
これまで準優勝2回、ベスト4は4回…。昨年も決勝まで勝ち進みながら、青森山田に0-5の大敗を喫していた。“日本一勝負弱い”などと揶揄されながら、ついに掴んだ全国の頂点。群馬県勢にとっても嬉しい選手権初優勝である。
前橋育英と言えば、野球の方でも2013年の選手権で全国制覇を成し遂げている。全国大会常連のサッカー部とは違い、その時が初めての夏の甲子園出場だった前橋育英。下馬評は高くなかったが、2年生エース・高橋光成(現西武)を擁するチームはあれよあれよと言う間に勝ち上がり、22年ぶりとなる初出場での初優勝という偉業を達成した。
◆ 史上5校目の快挙
夏が野球なら、冬はサッカー。年末年始の風物詩となっている大会の顔ぶれを見てみると、青森山田や秋田商、日本文理に星稜などなど、野球の方でもお馴染みとなっている学校を見つけることができる。
しかし、野球とサッカーの両方で全国の頂点を極めた学校というと、長い歴史を振り返ってみてもそう多くない。今回はともに“選手権”に絞って調べてみると、今年の前橋育英が史上5校目だった。
【高校野球・サッカー二冠】
▼ 神戸一中(現神戸高)
☆野球=1919年
☆サッカー=1924年、1929年、1932年、1934年、1935年、1938年、1946年
▼ 明星高
☆野球=1963年
☆サッカー=1965年
▼ 習志野高
☆野球=1967年、1975年
☆サッカー=1965年、1971年
▼ 帝京高
☆野球=1989年、1995年
☆サッカー=1974年、1977年、1979年、1983年、1984年、1991年
▼ 前橋育英
☆野球=2013年
☆サッカー=2017年
1989年の夏の甲子園で帝京が優勝して以来、出ていなかった“二冠”王者。前橋育英は28年ぶりにこのリストに名前を加えた。
果たして、前橋育英に続くチームはどこなのか。そして、その時はいつ訪れるのか…。今年も高校生たちの熱い戦いから目が離せない。
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※お詫びと訂正:初出時に、明星高がリストから抜けていました。大変失礼致しました。