「故郷・栃木で野球ができることに感謝」
ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスは9日、前ヤクルトの飯原誉士が選手兼コーチとして入団することを発表した。
飯原は1983年生まれの34歳、右打ちの外野手。栃木県の出身で、小山高から白鴎大を経て2005年の大学生・社会人ドラフト5位でヤクルトに入団した。
ルーキーイヤーにフレッシュオールスターでMVPに輝くと、2年目の2007年には136試合に出場。持ち前の俊足とシュアな打撃で活躍を見せたが、以降は故障や不振に苦しんでレギュラーの座を固めることができず。昨季は17試合の出場に終わり、球団から引退の打診を受けるも、現役続行を希望して自由契約となっていた。
年をまたいで、新天地が地元・栃木に決定。飯原は球団を通じて「まず初めに故郷・栃木で野球ができることに感謝しています」とコメント。「選手としては優勝とNPB復帰目指して持味であるバッティングでチームに貢献したいと思います」とNPB復帰に向けた意気込みを語り、「コーチとしても選手の中から1人でも多くNPB選手を輩出すること、野球人としてお手本となる人材を育成することを目指していきます」と指導者としての目標も掲げた。
▼ 飯原誉士・プロフィール
生年月日:1983年4月26日(34歳)
身長/体重:181センチ/88キロ
投打:右投右打
経歴:小山高-白鴎大-ヤクルト
[今季成績] 17試 率.188(16-3) 本0 点0
[通算成績] 901試 率.258(2178-563) 本49 点246