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近づく春の気配…FA・ポスティング戦士たちの今

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エンゼルス・大谷翔平

もうすぐキャンプイン


 長かったオフもゴールが近づき、プロ野球ファン待望の季節が目前に迫って来た。

 各地で新人選手による合同自主トレが行われ、先輩選手たちもそれぞれの場所で自主トレに励んでいる様子が連日報じられているが、2月1日からは12球団が一斉にキャンプインとなる。

 いわゆる“球春到来”を前に、ここではオフの主役たち・FA戦士とポスティング移籍を目指した男たちの動向を振り返ってみたい。


移籍先が決まっていない選手も…


 まずはFA組から。このオフは国内・海外合わせて7名の選手がFA権の行使を宣言。うち平野佳寿と涌井秀章の2名はメジャーリーグへの挑戦を希望し、その他の5名はいずれも国内球団への移籍を決めた。

 国内での大きな動きと言うと、日本ハムから守護神の増井浩俊と正捕手・大野奨太の2名がFAで退団。日本ハムはいずれも金銭での補償を選択となり、選手は獲得しなかった。その代わりに、ソフトバンクから補償の必要がないCランクのベテラン捕手・鶴岡慎也を獲得。電撃復帰を実現させている。

 また、毎回大きな注目を集める“人的補償”だが、今オフも阪神が大和の補償に尾仲祐哉を選択。昨季ルーキーイヤーを終えたばかりという若き右腕を指名したことが大きなファンの間で衝撃を呼んだ。野上亮磨が移籍した西武も、巨人から高木勇人を獲得。1年目に9勝を挙げるなど実績を挙げていた男だけに、こちらもプロテクト漏れに驚きの声が挙がった。

 最後にメジャー挑戦を目指した2名は明暗。オリックスのストッパー・平野佳寿は早々にダイヤモンドバックスと契約を結んだが、涌井秀章は現時点で移籍先が決まっていない状況。今後の展開に注目が集まる。


【国内FA】
▼ 増井浩俊(投手)
☆日本ハム⇒オリックス
[補償] 金銭

▼ 大和(内野手)
☆阪神⇒DeNA
[補償] 尾仲祐哉(投手)

▼ 野上亮磨(投手)
☆西武⇒巨人
[補償] 高木勇人(投手)


【海外FA】
▼ 平野佳寿(投手)
☆オリックス⇒ダイヤモンドバックス

▼ 大野奨太(捕手)
☆日本ハム⇒中日
[補償] 金銭

▼ 鶴岡慎也(捕手)
☆ソフトバンク⇒日本ハム
[補償] なし

▼ 涌井秀章(投手)
☆ロッテ⇒未定


日本が誇る“二刀流”と“アンダーハンド”が世界へ


 ポスティングシステムを利用して海外挑戦を目指した2名は、無事にメジャー球団との契約を勝ち取った。

 現地でも今オフ最大の注目株とされた“二刀流”大谷翔平は、激しい争奪戦の末にロサンゼルス・エンゼルスへの入団が決定。夢への第一歩を踏み出した。

 牧田も決定まで年をまたいで少し時間を要したものの、無事にサンディエゴ・パドレスと契約。日本でも絶滅危惧種と呼ばれるようになったアンダースローを武器に、メジャーで旋風を巻き起こすことができるだろうか。


【ポスティング】
▼ 大谷翔平(投手)
☆日本ハム⇒エンゼルス

▼ 牧田和久(投手)
☆西武⇒パドレス




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