昨季、宮崎敏郎(DeNA)、田中広輔(広島)、ロペス(DeNA)、デスパイネ(ソフトバンク)といった選手たちが初めて個人タイトルを獲得した。
昨季わずかに届かなかったが、今季こそ初のタイトル獲得に期待がかかる選手がいる。それは広島の鈴木誠也だ。
鈴木はプロ4年目の16年にレギュラーに定着すると、同年の6月17日と18日のオリックス戦で2試合連続サヨナラ弾を放ち、全国にその名を轟かせた。7月以降は月間打率3割5分を超えるアベレージを残し、特に9月は優勝を決めた10日の巨人戦で2打席連続本塁打を放つなど、月間打率.377、7本塁打、13打点を挙げた。最終的には打率はリーグ2位の.335、本塁打と打点はリーグ5位の29本塁打、95打点と打撃三部門全てでリーグ5位以内に入った。
昨季は4月25日の巨人戦から故障で離脱した8月23日のDeNA戦まで4番に座り、強力広島打線を牽引。戦線離脱するまで打点はリーグトップの90をマークし、2位のロペスに5打点差をつけるなど、初の個人タイトル獲得が見える位置にいた。本塁打も8月23日終了時点でゲレーロが31本で、鈴木は26本で3位。ゲレーロは5月に10本放つなど本塁打を量産していたが、8月以降は7本。一方の鈴木は毎月コンスタントにアーチを描き、故障がなければ9月、10月でゲレーロに追いつき、追い抜いていた可能性もあっただろう。
プロ6年目を迎える今季は、シーズン通して試合に出場することができれば、タイトル獲得も夢ではない。
▼ 鈴木誠也
17年成績:115試 率.300 本26 点90
昨季わずかに届かなかったが、今季こそ初のタイトル獲得に期待がかかる選手がいる。それは広島の鈴木誠也だ。
鈴木はプロ4年目の16年にレギュラーに定着すると、同年の6月17日と18日のオリックス戦で2試合連続サヨナラ弾を放ち、全国にその名を轟かせた。7月以降は月間打率3割5分を超えるアベレージを残し、特に9月は優勝を決めた10日の巨人戦で2打席連続本塁打を放つなど、月間打率.377、7本塁打、13打点を挙げた。最終的には打率はリーグ2位の.335、本塁打と打点はリーグ5位の29本塁打、95打点と打撃三部門全てでリーグ5位以内に入った。
昨季は4月25日の巨人戦から故障で離脱した8月23日のDeNA戦まで4番に座り、強力広島打線を牽引。戦線離脱するまで打点はリーグトップの90をマークし、2位のロペスに5打点差をつけるなど、初の個人タイトル獲得が見える位置にいた。本塁打も8月23日終了時点でゲレーロが31本で、鈴木は26本で3位。ゲレーロは5月に10本放つなど本塁打を量産していたが、8月以降は7本。一方の鈴木は毎月コンスタントにアーチを描き、故障がなければ9月、10月でゲレーロに追いつき、追い抜いていた可能性もあっただろう。
プロ6年目を迎える今季は、シーズン通して試合に出場することができれば、タイトル獲得も夢ではない。
▼ 鈴木誠也
17年成績:115試 率.300 本26 点90