◆ 北海道15年目
日本ハムは24日、今季の新スローガンを発表。「道 -FIGHTERS XV-」(読み方:みち ふぁいたーずふぃふてぃーん)に決定した。
2018年は『北海道日本ハムファイターズ』誕生15周年のシーズンであるとともに、幕末の探検家・松浦武四郎の提案により北海道と命名されて150年にあたることから、「北の大地の期待を一身に背負い、信念を貫き通し、結果に行き着く道筋を考え、野球の道を究める決意」を“道”の一文字に集約。また、“15”を意味する“XV”にはVが3つ組み合わさっていることから、「北海道で3度目の日本一を目指す」という意気込みも込められているという。
「これまでの歩みがファイターズという存在を認めていただき、北海道に受け入れてもらうための14年だとすれば、ここから先、我々はこの道を行く、皆さんでこう進んでいきましょうと指し示す段階に来ています」と語るのは栗山英樹監督。
「全員の志が一つになっていなければ、その道が踏み固まることはありません。先人が北海道の歴史を築いてくれたことへの敬意を抱き、魂を受け継いでいくためにも自分たちが何を残していけるのか、150年の節目に改めて感じるものがあります」と述べ、「このスローガンのもと、ファンの方々と思いを一つに戦い抜きます」と意気込みを語った。
なお、スローガンのデザインは北海道帯広市出身の書道アーティスト・萃美(すいび)氏が担当。「曲線の中にも鋭さと勢いをもたせた書は、北海道と命名した松浦武四郎の勇ましさや心の強さ、ぶれなかった信念、そして人を大切に思いやる心を表現」しているという。
◆ 萃美氏コメント
曲線の中にも鋭さと勢いをもたせた書は、北海道と命名した松浦武四郎の勇ましさや心の強さ、
ぶれなかった信念、そして人を大切に思いやる心を表現しています。
『しんにょう』部分は北海道の形を表しました。
150個の大小さまざまな丸が連なっているデザインは、150年という間に、
今の北海道を築き上げるまでの1年1年の積み重ねを表現しています。
また、北海道日本ハムファイターズのチームカラーである赤・ゴールド・青を使い、
チームが持つ勢いが伝わってくるデザインとなるよう心がけました。