◆ 14年目の交流戦
日本野球機構は24日、今年の「日本生命セ・パ交流戦」の概要を発表した。
昨年までと同じく、リーグの通算勝利数で競い合う全108試合。勝ち越したリーグの球団にはリーグ内における成績順で賞金が授与され、また全体の勝率トップチームにも賞金が贈られる。
なお、今年はセ・リーグのホームからスタート。予告先発制を採用し、指名打者制はパ・リーグ球団の主催試合のみに採用となる。今年はセ・パ・セ・セ・パ・パの順で各チーム3連戦×6、6連戦×3週間の日程が予定されており、6月4日と11日の月曜日が予備日となっている。
これまではパ・リーグ勢の強さが目立っており、なんと過去13年のうち12年でパ・リーグが勝ち越し中。チームで見てもソフトバンクが現在3連覇中と強さを見せているだけに、今年はソフトバンクを止めるチームが現れるのか。そしてセ・リーグはパ・リーグにリベンジを果たすことができるのか。注目が集まる。
▼ 開幕カード
巨 - 日(東京ドーム/18時)
ヤ - ロ(神宮/18時)
De - 楽(横浜/18時)
中 - オ(ナゴヤドーム/18時)
神 - ソ(甲子園/18時)
広 - 西(三次/18時)
◆ 日本生命セ・パ交流戦2018
【概要】
・日程 :5月29(火)~6月17日(日) ※予備日は除く
・試合数:全108試合
【表彰】
☆交流戦期間中の通算勝利数で勝ち越したリーグの6球団
1位=1000万円
2位=500万円
3位=400万円
4位=300万円
5位=200万円
6位=100万円
☆交流戦期間中の最高勝率球団
12球団最高勝率=500万円
☆「日本生命セ・パ交流戦MVP」
勝ち越しリーグの勝率1位球団のなかから1名=200万円
☆「日本生命賞」
セ・パ両リーグから1名ずつ=100万円
【ルール】
1.サスペンデッドゲームは採用しない。
2.予告先発制度を採用する。
3.指名打者制はパシフィック・リーグ球団の主催試合のみに採用。
4.両リーグ勝敗が同一の場合の決定方法
─ (1)総得点が多いリーグ
─ (2)勝ち越し球団が多いリーグ
─ (3)最高勝率球団が所属しているリーグ
5.勝率第1位球団に関して…
※2球団が並んだ場合の決定方法
─(1)勝数
─(2)直接対戦成績
─(3)交流戦18試合のTQB((得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング))が大きいチーム
─(4)交流戦18試合のER-TQB((相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング))が大きいチーム
─(5)交流戦18試合のチーム打率
─(6)前年度日本生命セ・パ交流戦の上位チーム
※3球団以上が並んだ場合の決定方法
─(1)勝数
─(2)交流戦18試合のTQB((得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング))が大きいチーム
─(3)交流戦18試合のER-TQB((相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング))が大きいチーム
─(4)交流戦18試合のチーム打率
─(5)前年度日本生命セ・パ交流戦の上位チーム
◆ 歴代・交流戦優勝(勝率1位)チームとMVP
2005年:ロッテ MVP:小林宏之(ロ)
2006年:ロッテ MVP:小林雅英(ロ)
2007年:日本ハム MVP:グリン(日)
2008年:ソフトバンク MVP:川崎宗則(ソ)
2009年:ソフトバンク MVP:杉内俊哉(ソ)
2010年:オリックス MVP:T-岡田(オ)
2011年:ソフトバンク MVP:内川聖一(ソ)
2012年:巨 人 MVP:内海哲也(巨
2013年:ソフトバンク MVP:内海哲也(巨)
2014年:巨 人 MVP:亀井善行(巨)
2015年:ソフトバンク MVP:柳田悠岐(ソ)
2016年:ソフトバンク MVP:城所龍磨(ソ)
2017年:ソフトバンク MVP:柳田悠岐 (ソ)