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清宮を上回る打率を残した逸材・藤原恭大(大阪桐蔭)とは?

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【近畿高校野球秋季大会決勝】智弁和歌山対大阪桐蔭 優勝した大阪桐蔭。ガッツポーズの左から藤原恭大、柿木蓮、根尾昂=2017年11月5日大阪シティ信金スタジアム(舞洲ベースボールスタジアム) 写真提供:産経新聞社
3月23日から甲子園球場で開催される、第90回センバツ高校野球大会。「春のセンバツ」の出場校が今日、発表されます。今年は90回目の記念大会という事で、出場校は例年より4校多い36校となります。

最も注目されるのは去年、2年生中心のメンバーでセンバツを制した大阪桐蔭です。昨年の優勝メンバーが多く残った今年の大阪桐蔭はタレント揃いで、現時点でスカウトがマークするドラフト上位候補の選手は何と6人もいる。

中でも、1位確実と言われるのが2人。1人は、ピッチャーとショートと外野の3刀流が話題の根尾昂(ねお・あきら)選手。

そして、もう1人が「ソフトバンクの柳田(やなぎた)選手2世」とも言われる、左投げ左打ちの外野手、藤原恭大(ふじわら・きょうた)選手です。身長181cm、体重76キロの均整のとれた体つき。精悍なマスクで女性ファンも多い、スター候補です。

名門・大阪桐蔭で、1年生の夏からセンターのレギュラーを獲得。2年生の春のセンバツでは、決勝戦で大会史上初となる2本のホームランを放ちました。さらに、去年秋にカナダで行われた18才以下のワールドカップでは、2年生ながら代表に入って、不動のトップバッター。

天才的なバットコントロールで、木製バットに苦しむ事もありませんでした(ワールドカップは金属バット禁止)。この大会で4番を任された日本ハムのドラフト1位・清宮選手は打率2割1分9厘。3番の千葉ロッテのドラフト1位・安田選手は3割2分4厘でしたが、2年生の藤原選手はこの2人の数字を上回る3割3分3厘をマークしました。
これには、球場に集まったメジャーのスカウトも最も印象に残った選手として、藤原の名前を挙げたそうです。

日本ハムの中田翔選手や、西武の「おかわり君」こと中村剛也選手など、数々の強打者を育てた大阪桐蔭の西谷(にしたに)監督が期待を込めて、こう言います。

「藤原、10の10打て! 最低でも打率8割!!」

かなり無茶な注文ですが、高校生離れした圧倒的なセンスとポテンシャルを持つ藤原選手だけに、監督のハードルも上がるようです。

バッティングだけではありません。藤原選手の最大のウリは足。それも「超」がつくほどの俊足です。50m走は何と5秒7。試合中に、相手ベンチから「藤原、速いっ!」と驚きの声が上がるほどの韋駄天ぶりで、全盛期のイチロー選手のように、普通のセカンドゴロに見える当たりが内野安打になる事もあるそうです。

あまりに足が速いので、緻密な野球で知られる西谷監督ですら、藤原選手が塁に出ると「サインなし」、つまり本人の好きなタイミングで盗塁を自由にさせると言われています。

おまけに肩も良く、遠投は105m。走攻守、隙がありません。まさに、才能の塊とも言える、大阪桐蔭の藤原恭大選手。

春のセンバツでの活躍が楽しみです。

1月26日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」


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