15年ぶりの復帰に「おかえり」の嵐
2月1日のキャンプインを前にした26日(金)、西武の出陣式が所沢のくすのきホールで行われ、今シーズンから新たにライオンズの一員となった松井稼頭央と高木勇人がファンから大声援を受けた。
15シーズンぶりに西武のユニフォームに袖を通した松井稼頭央が姿を見せると、会場からは大きな歓声が沸き起こり、ファンからは「おかえり~」の嵐。すると松井は「本当に最高ですね」と喜びをかみしめつつ、「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。
その後、西武で日本一になっていないことを受け、「ぜひ日本一になって所沢でパレードしたい。そのためにもアピールしてチームに貢献できるようにやっていきたい」と決意を述べると、ひと際大きな拍手が送られた。
高木節全開!?
また、FA補償により巨人から西武に加入した高木勇人も、その独特の間合いと天然トークで早くもファンのハートをがっちりと掴んだ。
進行役の「目指していきたい数字は?」という質問を聞き取れず、「目隠し?」と聞き返して会場に笑いの渦を巻き起こすと、西武というチームについて「特にコンプライスが厳しくて、規律のある良い球団だなと思いました」とコメントし、高木節を披露。
さらに、ファンへのメッセージと自己紹介を求められると、「立ってですか?」と尋ねつつ率先して起立。「きょうから埼玉西武ライオンズになりました高木です。これからも高木勇人をよろしくお願いします」と頭を下げ、会場に詰めかけた2952名のファンから喝采を浴びていた。