1年間投げ切れるフォーム作りへ
中日の一軍春季キャンプが1日、沖縄・北谷でスタート。高卒3年目左腕・小笠原慎之介投手は初日から、バッティングピッチャー(BP)とブルペンで精力的に投げ込みを行った。
バッティングピッチャーでは石川駿、石岡諒太相手にストレート中心の投球。その後のブルペンではカーブなど変化球も交え、39球を投げ込んだ。
期待の左腕は初日の投げ込みを振り返り「バランスを意識して投げたが、まだバラバラ。徐々に確率を上げていきたいです」とコメント。「1年間投げるためには、ただ単に一生懸命投げるだけではダメ。力感のないフォームで、強い球が投げられるようになりたいです」と、今キャンプのテーマを口にした。
昨季後半の活躍で開幕投手候補にも挙げられているが、「それは僕が決めることではないので」とキッパリ。「ムダな力を使わずいいボールを投げたい」と、あくまで先発ローテーションで1年間投げ抜くことを念頭に置いていた。