セットアッパー候補のドラフト3位右腕
ヤクルトのドラフト3位右腕・蔵本治孝投手(岡山商科大)が4日、プロ初キャンプの感想を語った。
この日はキャンプイン後、初めての日曜日。ときおり小雨が落ちるなか浦添市民球場には多くの観客がつめかけ、右腕は「これだけお客さんが入った中での練習は初めて。徐々に慣れていきたいです」と初々しく語った。
午前中には投内連携など細かなシチュエーション練習にも参加し、宮本ヘッドコーチから「投手も声を出そう。まずは1つひとつ、取れるアウトをしっかり取ろう」と言われたという蔵本。「プロの練習は緊張感が違う。気疲れというか、今まで経験したことのない疲れです」と、アマチュア時代との違いを語った。
ブルペンにはすでに2度入り、首脳陣の高評価を得ているセットアッパー候補。「まだ試合で投げていないので手応えはないが、短いイニングをしっかり抑えられるように。あと、度胸もつけていきたいです」と力を込めた。