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巨人、“打てる捕手”が増えた?

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巨人・宇佐見真吾(C)KYODO NEWS IMAGES

大城の打撃を高橋監督が評価


 今季の巨人は “打てる捕手”が誕生しそうな予感だ。

 7日の練習後の囲み取材で高橋由伸監督は、ドラフト3位ルーキー・大城卓三の打撃を「バッティング練習でいい打球を打っていた。ロングティーでも距離が出ていたし、スイングが速くて力強い。もっと見たいと思いました」と評価。9日に行われた紅白戦では、第1打席に一塁手のグラブをはじく強襲のタイムリーヒットを放つなど、打撃でアピールを続けている。

 東海大相模、東海大、NTT西日本を経て巨人に入団した大城は、夏の甲子園準優勝した東海大相模時代は3年次に4番を打ち、東海大では4年春、秋のリーグ戦で首位打者を獲得、NTT西日本でもクリーンナップを任された。アマチュアとプロの投手に違いはあるが、将来的に“打てる捕手”になれる可能性も高い。


宇佐見も昨季打撃で存在感


 “打てる捕手”といえば、3年目の宇佐見真吾も忘れてはならない。今キャンプは故障の影響で三軍スタートを切ったが、昨季は夏場にプロ初昇格を果たし、打撃では正捕手・小林誠司を脅かす存在となった。

 宇佐見はプロ初打席となった8月8日の阪神戦で初安打を記録すると、同月18日のDeNA戦ではプロ入り初本塁打がサヨナラ本塁打という離れ業。プロ初スタメンとなった同月25日の阪神戦でも豪快な一発を放った。

 21試合の出場だったが、打率は.350、4本塁打、8打点の成績。本塁打は138試合に出場した小林誠を上回った。


守備力の向上が必要


 大城、宇佐見ともに打撃は魅力的ではあるが、レギュラーを目指すためにも守備力の向上は必須だ。ルーキーの大城は自軍の投手の特徴、キャッチングなど様々なことを覚える必要があり、宇佐見もリード面の成長が待たれる。

 “打てる捕手”の代表格だった阿部慎之助が長年巨人の正捕手の座を守ってきたが、2016年から小林誠司が正捕手として君臨する。守備面ではチーム防御率リーグ2位(3.31)の投手陣を引っ張り、肩でも盗塁阻止率リーグトップを記録した。その一方で打撃面では、2年連続で規定到達者リーグワーストの打率に終わるなど課題を残す。

 守備面では頭一つ抜けている小林に、宇佐見、大城をはじめ他の捕手たちがどこまで近づけるか…。打撃力とともに守備力も向上すれば、捕手の競争は激しさを増していきそうだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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