◆ 不動の正中堅手&リードオフマン!
今季からDeNAの背番号『1』を背負うことになった桑原将志。昨季全試合に出場したリードオフマンは、ここまで順調な春季キャンプを送っている。
ラミレス監督就任と時を同じく、16年から不動の正中堅手として君臨する桑原。昨季は春先にやや出遅れながらも、7月に打率.389、出塁率.439、6本塁打の好成績を残し、初の月間MVPを受賞。シーズン終了後にも初となるゴールデングラブ賞にも輝き、稲葉ジャパンのメンバーにも選ばれた。
そして、慣れ親しんだ背番号『37』から『1』へ変更。「これまでチームの功労者の方々が付けてきた番号。周りの見る目を変わるだろうし、背負ってきた先輩方に恥じない活躍をしたい」と意気込む。
それでも、「あまり背番号と向き合うのではなく、あくまでチームが勝つために、自分がどうあるべきかを常に考えたい。その姿勢だけは忘れないようにしたいです」とチームへの忠誠心は変わらない。
昨季はロペス、筒香嘉智、宮崎敏郎のクリーンナップが機能し、得点数は16年よりもアップした。だからこそ桑原は、「今年はリーグ優勝したい。そのためには僕の役割がすごく大事になる」と話す。
さらなる飛躍が期待される今季、「出塁率、得点、盗塁にはこだわって行きたい。僕が塁に出れば、頼もしい中軸が何とかしてくれる」とリードオフマン。新背番号『1』の縦横無尽の活躍に期待したい。