◆ 8度目の五輪出場
2月8日に幕を開けた平昌五輪。日本は15日までに銀4つ、銅3つのメダルを獲得した。
日程的にもちょうど折り返しを迎えるところで、一体誰が最初の金メダルを獲るのか、そしてこの数をどこまで伸ばしていけるのか、注目が集まっている。
開幕早々に注目を集めたトピックといえば、スキージャンプの葛西紀明だろう。開会式を前に始まった男子ノーマルヒル個人の予選。“レジェンド”葛西はなんとこの大会で通算8度目の五輪出場となった。
【葛西紀明と五輪】
1992年 アルベールビル
1994年 リレハンメル
1998年 長野
2002年 ソルトレイクシティ
2006年 トリノ
2010年 バンクーバー
2014年 ソチ
2018年 平昌
まだ16歳だった1988年から日本代表として国際大会に参加している葛西。はじめての五輪は1992年のアルベールビル大会で、この時まだ19歳であった。
なお、アルベールビルからリレハンメルの間隔が2年になっているのは、それまで夏季五輪と同じ年に行われていたものをずらすための調整によるもので、リレハンメル以降は“夏季五輪が行われない偶数年(=4で割れない偶数年)”に改正されている。
◆ プロ野球の“レジェンド”といえば…
10日に行われた決勝では、寒さや強風といった厳しい環境・コンディションもあって結果は21位。悔しい敗戦となったが、16日夜にはラージヒルの予選が迫っており、「いい風がきてパーフェクトなジャンプをすれば、表彰台が見える」とすでに気持ちは次なる戦いへと向いている。
このように、ベテラン選手の戦う姿から勇気や感動をもらうのは、どの競技にも共通していることだろう。野球界では、元中日・山本昌が“球界のレジェンド”として奮闘。2015年の10月7日・広島戦で50歳57日という「最年長出場」の記録を打ち立てた。ちなみに、50歳での出場・登板はNPB史上初の快挙である。
ほかにも「勝利投手(49歳25日)」、「奪三振(49歳363日)」、「打席(49歳43日)」、「完投・完封勝利(45歳24日)」、「ノーヒットノーラン(41歳1カ月)」などなど、様々な最年長記録を樹立。“おじさんの星”として投げ続け、2015年に32年間のプロ野球選手生活に幕を下ろした。
◆ 40歳以上の選手は6人
年々減りゆくベテラン選手たち。現時点でNPBに在籍している「40歳以上の選手」は6人だけ。今季中に40歳になるのも、中日・山井大介(1978年5月10日生)ただ一人だ。
球界最年長になった岩瀬は昨年見事な復活を果たし、カムバック賞を受賞。野手最年長・松井は15年ぶりに古巣・西武に復帰し、同じ42歳の福浦は通算2000安打まであと38本と迫っている。
「50歳まで」とはいかなくとも、まだまだ活躍する姿を見ていたい選手たち。1年・1試合・1打席が勝負になるベテラン選手たちの奮闘に、今年も期待したい。
【プロ野球・40歳以上の選手】※今季開幕時
43歳 岩瀬仁紀(中日/投手)
42歳 松井稼頭央(西武/内野手)
42歳 福浦和也(ロッテ/内野手)
41歳 新井貴浩(広島/内野手)
40歳 福留孝介(阪神/外野手)
40歳 荒木雅博(中日/内野手)