紅白戦で6失点、予定の2回を投げ切れず
ヤクルトの寺島成輝投手が15日、韓国・ハンファとの練習試合に登板し、2回を無安打無失点に抑えた。
寺島は3番手として6回から登板。最初のイニングはフライアウトを2つ奪うなど3者凡退。続く7回は先頭打者に四球を与えたが、送りバントで一死二塁とされたあと、後続を遊撃へのハーフライナー、一ゴロに退けた。
9日の紅白戦では1回0/3を投げ、5安打6四球6失点と大乱調。立ち上がりから制球が安定せず、予定していた2回を投げ切ることができなかった。それから中5日、再び巡ってきたチャンス。左腕は四球こそ1つ許したものの無安打に抑え、「ストライクゾーンで打者と勝負できました」と、まずは前回の反省を活かした。
それでも、「スライダーとフォークも投げましたが、空振りが奪えなかった。変化球を活かすためにも、まずは真っ直ぐ。ブルペンで常に低めを意識するなど、もう一度、基本的な部分からしっかりやりたいです」と気を引き締めた。