身長167センチ、センス抜群の内野手
楽天のドラフト6位ルーキー・西巻賢二内野手(仙台育英高)が17日、韓国・三星との練習試合で、2打数2安打2打点をマークした。
西巻は6回表の守備から登場。7回裏はスリークォーター気味の相手右腕、シム・チャンミンの前に、1番オコエ、2番渡辺直が立て続けに凡退したが、続く西巻はファウルでタイミングを合わせながら、追い込まれたあとのボールをコンパクトに中前へ弾き返した。
9回裏は二死二、三塁の好機で2度目の打席。ここでは相手右腕、キム・スンヒョンのボールを力強く左中間へ運び、これが2者を迎え入れる適時三塁打となった。
梨田監督は試合後「いい打ち方をしている」と絶賛。特に7回の中前打については、「(変則右腕相手に)オコエ、渡辺は崩されたけど、彼は軸がブレず崩れなかった。基本通りセンター中心。打撃がここまでとは思わなかった」と目を細めた。