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オリックス、紅白戦で投手陣がアピール!ドラ1・田嶋は22日に初実戦へ

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オリックスのK-鈴木

見どころ満載の紅白戦


○ 紅組 1 - 0 白組 ●(※5イニング制)

 宮崎・清武運動総合公園で行われているオリックスの春季キャンプは、第4クールの3日目。今キャンプ3回目の紅白戦を清武SOKKENスタジアムで行った。この日の紅白戦は、開幕投手候補の西勇輝、ディクソン、山岡泰輔をはじめ、セットアッパーの近藤大亮、黒木優太、ルーキーのK-鈴木が初実戦ということもあって、見どころ満載となった。

“強肩”若月がアピール!


 白組先発の西は、先頭の福田周平に死球を与え、大城滉二に四球、続く武田健吾にはライト前に運ばれたが、女房役・若月健矢の強肩に救われる。福田と大城の盗塁を連続で刺し、西は1回無失点でマウンドを降りた。

 一方、紅組先発のディクソンは、西野にライト前ヒット、マレーロに四球を許したが、持ち味の打たせて取るピッチングで後続を打ち取り、順調な仕上がりをアピール。

 ディクソンは登板後、「ブルペンと試合では力の入れ方が違うので、試合で本来の感覚に取り戻していく」とまだまだ調整段階であることを強調した。
 
 白組2番手は昨シーズン、55試合に登板し、オフには侍ジャパンにも選出されたセットアッパーの近藤が登板。根本薫にヒットを許したが、またもや若月が盗塁を阻止し、3人で切りぬけた。

 近藤は「久々の試合だったから、まっすぐの感覚を確かめました。フォアボールがでなくて良かった」と満足気な表情を浮かべ、ファンサービスをしながら球場を後にした。


山岡が圧巻のピッチング


 まったく不安を感じさせなかったのは、紅組2番手の山岡だ。先頭の安達了一をサードゴロ、若月を三振、縞田拓弥をライトファールフライに打ちとる圧巻のピッチングを披露。

 好投した山岡は「今までやってきた練習を出せるように、いろんなボールを試した。きょうはコントロールが定まっていなかったので、精度を高めていく」とさらなる高みを目指し、気を引き締めていた。


K-鈴木、走者を出しながらも無失点


 白組は黒木も3人で抑えて、4回にK-鈴木が登場。K-鈴木はいきなり先頭の西野真弘に三塁打を打たれたが、最速149キロを計測するなど、1イニングを無失点に抑えた。

 福良監督は「追い込んでからどうするか。どこに投げるかというコントロールは必要。明日はブルペンで100球以上投げると言っているからそれを見てまた判断したい。あの感じて投げて持つのかなというのはある」と語り、今後の投球内容を見ながら、不安材料をひとつずつ取り除いていく意向を示した。

 紅白戦は5回に紅組が鈴木優から吉田雄人がタイムリーを放ち先制し、その裏、サイドスローに挑戦中の左腕・斎藤綱記がランナーを出しながらも何とか無失点で逃げ切り、紅組が勝利を収めた。


西野が一軍昇格へ!田嶋は22日に初実戦


 試合後、福良監督は開幕投手争いについて言及。「ディクソン、西、山岡はみんな順調。西は球にバラつきがあったけど、もう少し投げさせて競争させていく」とした上で、「山岡はブルペンからボールが強い」と評価。

 長打を含む2安打の西野に関しては「一軍に上げることを考えている」と再昇格を示唆。強肩を披露した若月については「良かった。正捕手はバッティングよりも守りを重視する。打てなくても目を瞑ります」とコメントした。

 また福良監督は、この日、球場内とブルペンで合計130球を投げたドラフト1位ルーキー田嶋を22日の紅白戦で2イニング投げさせることを明言。

 田嶋は「大人しいと思われがちなので、アピールしてギャップを見せたい」とデビュー戦を心待ちにしている様子だった。

取材・文=どら増田
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