◆ 躍動するドラ1左腕
DeNAのドラフト1位左腕・東克樹が評価を上げている。
沖縄・宜野湾で行われている一軍キャンプに初日から帯同すると、なんと初日から志願のブルペン入り。キャッチャーを立たせての投げ込みではあったが、感覚を確かめながら仕上がりの早さをアピールした。
また、キャンプ中盤にはシート打撃に登板。初めて打者との対戦になったが、主軸を務めるホセ・ロペスから直球で空振りを奪う場面も。最速145キロを計測するなど、今後に期待を抱かせる姿を披露した。
◆ 実はかなりの変わり者…?
グラウンドの外でも、明るく物おじしないキャラクターを入団直後から発揮している。例えば、1月の入寮。毎年新人選手が“何を持ち込むか”が話題になるが、東が持ち込んだのは人気女優・土屋太鳳のサインだった。
以前からファンで、知り合いを通じてゲットしたという宝物。いつか本人に会うことをモチベーションに、プロの世界で活躍することを誓ったが、意外すぎるアイテム選びはファンの間でも大きな話題になった。
さらに、グラブも唯一無二。金運アップを目指し、『金色のうんち』の刺繍を刻んでいるのだ。そして、その隣には白星を奪うためにつけた『白い星』。奇想天外すぎるゲン担ぎ…。そのセンスがこれまたファンの度肝を抜いた。
このような意外な素顔、知られざる裏側が目立っているものの、本業の方の期待ももちろん大きい。早くもチームの石田健大、今永昇太、浜口遥大とともに“左腕王国”や“最強カルテット”といったくくりの特集が組まれ、即戦力としての活躍を見込まれている。
“4本の矢”で悲願の優勝へ。3年目のラミレスDeNAから目が離せない。