ロッテ戦の7回に登板した新外国人のカンポス

◆ 角度のある本格派右腕、熾烈な外国人争い

 広島の新外国人、レオネル・カンポス投手が21日、ロッテとの練習試合の7回に登板し、1イニングをパーフェクトに抑えた。

 カンポスは7回に4番手として登板。先頭の5番中村には粘られたが、最後は力強い直球で空振り三振。続くペゲーロは中飛に仕留め、最後は7番細谷をスライダーで空振り三振に仕留めた。

 1回を2奪三振無失点。前評判通りの三振奪取力を見せた右腕だが、「三振は狙っていない。なるべく少ない球数で抑えることが理想」とサラリ。威力のあった真っ直ぐに関しては、「まだ高めに浮くことがあるが、この時期にしては普通だと思う。今後もいろいろな課題を持って投げ込んでいきたい」と話した。

 楽しみなセットアッパー候補だが、広島の外国人枠争いは熾烈を極める。実績のあるジョンソン、ジャクソン、エルドレッドに加え、今キャンプではバティスタ、メヒアも打撃好調。ハイレベルな争いから目が離せない。

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