外国人枠を争う新加入の長身左腕
中日の新外国人左腕・ガルシア投手が25日、阪神とのオープン戦に先発登板したが、試合は1回裏の途中で降雨ノーゲームとなった。
実戦初登板のガルシア。初回は1番鳥谷を空振り三振、2番島田を投ゴロに退けると、3番福留には痛烈な当たりを許したが、これは一塁・ビシエドが横っ飛びで好捕。阪神の上位打線を3者凡退に抑えた。
3選手ともフルカウントに持ち込まれたが、選球眼の良い鳥谷、福留に四球を許さず。上々の立ち上がりを見せた。2回は4番ロサリオとの新助っ人対決になるところだったが、1回裏の攻撃中に突然雨脚が強まり、2度の中断を経て降雨ノーゲームに。予定していた2イニングを消化できなかった。
中止決定後は、中継ぎで登板予定だった柳らと、ブルペンでの投げ込み、陸上競技上でダッシュなどを消化した。この日のスタメン野手には、アルモンテ、ビシエド、モヤの3選手が入り。もう一人の新外国人投手・ジーは、先発ローテの軸として期待されている。ガルシアとしては同リーグ相手に腕試しと行きたいところだったが、突然の雨に泣かされる結果となった。