一塁が空いている場面で中途半端な勝負
中日の大野雄大投手が27日、DeNAとの練習試合(北谷)に先発登板。初回に先頭打者弾を浴びるなど、3回を投げ4安打3失点の内容だった。
大野雄は初回、先頭の桑原に3ボール1ストライク後の直球を狙い打たれ、これが左翼席へ飛び込む先制被弾となった。3回は一死二、三塁のピンチで2番大和を浅めの右飛に打ち取ったものの、続く筒香に3ボール1ストライクからのフォークを中前に運ばれ、計3失点となった。
左腕は筒香に痛打された場面を振り返り、「(捕手・大野奨の)要求はボール球のフォーク。四球でもいい場面だったが、勝負してしまった」と悔やんだ。
前回登板(22日)のロッテ戦では、吉見、山井がそれぞれ2回3失点と苦戦する中、大野雄は2回無失点。ここまでは順調に開幕投手へ近づいていたが、再び詰めの甘さを露呈してしまった。