ニュース 2018.02.28. 17:48

ロッテの名物広報が振り返る動画撮影秘話と12球団No.1のスピード感

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 SNSの登場などにより、プロ野球の新たな楽しみ方や情報発信の形が生まれるなか、各球団もファンとの新たな接点を創り出すべく、様々な取り組みを行っている。その中でもYouTube(ユーチューブ)での情報発信に力を入れているのが千葉ロッテマリーンズだ。

 石垣島春季キャンプ中にアップした特別動画24本の総再生回数が、55万回に達したことが発表されるなど、今季も公式チャンネル(marinesTVOfficial)を使って様々な情報を伝えている。

 2015年に開設された同チャンネルの総再生回数は3000万850回(※2月28日現在)。YouTbueで公式チャンネルを開設している球団はロッテを含めて8球団あるが、その中でも断トツの再生回数を誇っている。そんな歴代の動画の中から、ロッテの“名物広報”梶原紀章氏が、視聴回数の歴代トップ3を振り返りながら解説してくれた。


視聴回数歴代(2015~17シーズン)ベスト3

※視聴回数は2018年2月27日現在のもの

1位:視聴回数 174万2707回
「クルーズ今年も魅せます!華麗な守備にカメラが接近!」(2015年2月17日公開)

【梶原広報の解説】
・1位は2015年のキャンプで撮影をしたクルーズ選手の動画で174万再生回数となっており、日本だけではなく海外でも見られていました。
・また、マリーンズファンのみならず多くの野球ファン、野球に携わる人が見た結果、再生回数は大きく伸びました。のちに巨人に移籍したクルーズが「あの動画の事は今でも言われる。ありがとう」とわざわざ感謝の言葉を言いに来てくれたほど伝説の動画となっています。


2位:視聴回数 66万9397回
「平沢大河 先輩たちとの内野ノックにカメラが接近」(2016年2月18日公開)

【梶原広報の解説】
・2位は平沢選手で彼への期待の高さ、ファンの多さを物語っています。
・平沢選手はツイッターでも登場すると非常に「いいね」が伸びるなど、将来のスター候補として期待をしています。


3位:視聴回数 54万1252回
「史上初、パ・リーグ6球団"We Are"にカメラが接近!!」(2017年7月15日公開)

【梶原広報の解説】
・3位は昨年のオールスターでの“WE ARE”で、こちらも伝説になっています。パ・リーグ6球団の選手のみならず、広報の方の協力、そしてNPB側の理解があって初めて実現したことで、そのシーンに携われたことは本当に光栄でした。今後も再生回数が伸びていく可能性があると感じています。

 この“WE ARE"もあり、マリーンズファンのみならず12球団のファンが見てくれていること、時には内川選手のように選手の間でも話題になっているところも自慢です。オールスターの時には、内川選手に「ああ、ここがYouTubeで見たロッカーかぁ。ここで開幕戦の時にみんなでハグしたんですね」と言っていただきました。これは2016年の開幕戦試合前ミーティングの様子という動画を見ていてくれたということです。


視聴回数歴代(2017シーズン)ベスト5

※視聴回数は2018年2月27日現在のもの

1位:視聴回数 54万1252回
「史上初、パ・リーグ6球団"We Are"にカメラが接近!!」
(2017年7月15日公開)

2位:視聴回数 33万1688回
「ピッチャー平沢(内野手)相手に田村がキャッチングの練習。吸い込まれるようなキャッチングにカメラが接近」
(2017年2月17日公開)

3位:視聴回数 18万3703回
「セカンド鈴木・ショート田村(捕手)の守備練習にカメラが接近」
(2017年2月13日公開)

4位:視聴回数 17万1283回
「試合前、"We Are"事前練習の模様にカメラが密着!!」
(2017年7月15日公開)

5位:視聴回数 17万483回
「ピッチャー田村(捕手)のピッチングにカメラが接近」
(2017年2月16日公開)


胴上げを真下から撮影したい!


 過去にアップされた数々の動画を振り返ってくれた梶原氏は、「マリーンズとしては今年も積極的投入を考えていますが、すでに様々なシーンを撮影、公開済みということで新たなシーンを探すのに苦労をしています」とネタ探しの厳しさを痛感している様子。

 しかし、「理想は胴上げの瞬間、真下から撮影をしたいという想いがあります。またはサヨナラの瞬間に選手と一緒に飛び出して歓喜の瞬間を間近で伝えることが出来れば新しい映像になるかと考えています」と、今後の野望を語ってくれた。


圧倒的なスピード感


 さらに梶原広報は、「今後は様々な可能性を探し、定期的にアップをしたい。最近ではマリーンズに限らず、多くの球団が動画を投入していますが、マリーンズが他球団より優れていると自負する点は、撮影したものをその日のうちにアップするスピードと公開頻度だったと思っています」と語り、その頻度とスピード感に自信を見せる。

 スピードを最優先に考えていることは、「キャンプ中は、休日以外は全日即日アップしましたし、公式戦ホームゲームの勝ち試合でも基本、全試合でその日のうちにアップ予定です」という言葉からもわかる。

 梶原広報のフットワークの軽さは、関係者やマリーンズファンには広く知られており、昨年7月のオールスターでの発信を機に、パ・リーグの他球団ファンにも知られる存在となった。

 「オールスターは狙ってましたね」と笑う梶原広報だが、「今年はさらに話題となるものを提供したいと思っています」と虎視眈々。今後も12球団No.1の発信力を維持するため、ファンとチームの架橋となるため、動画撮影に奔走する日々は続いていく。


取材・文=増田晋侍(ますだ・しんじ)

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