ニュース 2018.03.02. 11:00

気になる上原の去就…“メジャー帰り”の選手を最も獲得している球団は?

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7年ぶりのヤクルト復帰。ユニホーム姿で笑顔を見せる青木宣親(C)KYODO NEWS IMAGES

上原に日本復帰の可能性…?


 「やっぱり野球がしたいです。ボロボロになるまで…。誘いがある限り…。」

 上原浩治は悲痛な想いをブログに綴った。

 各地でオープン戦がはじまり、開幕に向けての動きが加速しているメジャーリーグ。しかし、“歴史的停滞”状態のFA市場には未だ所属が決まらない選手が溢れ、上原もその中の一人となってしまっている。

 冒頭の言葉は、日本時間1日に更新された上原のブログから抜粋したもの。ここに来てNPB復帰の可能性が報じられたことを受け、「日本からの誘いがあれば、そこに行くことを考えてます」と初めて自らの想いを公に明かした。


“メジャー帰り”選手を最も獲得している球団は…?


 近年増えているのが、メジャーでの激闘を経てNPBに復帰するというパターン。今年も青木宣親が古巣・ヤクルトに復帰しており、電撃復帰が決まった際には燕党が大いに沸いた。

 単純な補強という点ではもちろんのこと、数々の経験をチームにもたらしてくれる“メジャー帰り”選手の存在。そこで今回は、近年増えている“メジャー帰り”の選手を最も多く獲得しているのはどのチームなのかを調べてみた。

 なお、今回は“メジャー帰り”を「NPBからメジャー球団と契約・プレーした後、NPBに復帰」と定義。NPBを経ずにメジャーでプレーした後NPB球団に入った選手や、メジャーでの出場歴がない選手は対象外としている。


“メジャー帰り”獲得人数ランキング


1位 阪神 【6人】
・伊良部秀輝(2003年)
・城島健司(2010年)
・福留孝介(2013年)
・西岡 剛(2013年)
・建山義紀(2014年)
・藤川球児(2016年)※日本の独立リーグを挟む

1位 ソフトバンク 【6人】
・村上雅則(1966年)※留学という扱い
・岡島秀樹(2012年、2014年)
・五十嵐亮太(2013年)
・松坂大輔(2015年)
・和田 毅(2016年)
・川崎宗則(2017年)

3位 楽天 【5人】
・福盛和男(2009年)
・藪 恵壹(2010年)
・松井稼頭央(2011年)
・岩村明憲(2011年)
・斎藤 隆(2013年)

4位 オリックス 【4人】
・吉井理人(2003年)
・中村紀洋(2006年)
・田口 壮(2010年)
・井川 慶(2012年)

4位 日本ハム 【4人】
・野村貴仁(2003年)
・新庄剛志(2004年)
・田中賢介(2015年)
・村田 透(2017年)

4位 ヤクルト 【4人】
・石井一久(2006年)
・高津臣吾(2006年)
・木田優夫(2006年)
・青木宣親(2018年)

7位 ロッテ 【3人】
・小宮山悟(2004年)※無所属を1年挟む
・井口資仁(2009年)
・薮田安彦(2010年)

7位 DeNA 【3人】
・佐々木主浩(2004年)
・大家友和(2010年)
・高橋尚成(2014年)

9位 巨人 【2人】
・柏田貴史(1998年)
・小林雅英(2010年)

9位 広島 【2人】
・高橋 建(2010年)
・黒田博樹(2015年)

11位 中日 【1人】
・川上憲伸(2012年)

12位 西武 【0人】


※“メジャー帰り”=NPBからメジャー球団と契約・プレーをし、NPBに復帰した選手。
(以下は対象外:NPBを経ずにメジャーからNPB球団に入団した選手、メジャーでの出場歴がない選手)
※()内は復帰した年


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