ニュース 2018.03.02. 20:16

侍ジャパンのトップチーム初陣へ!若手の成長にも期待を寄せる指揮官

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「色んな思いがこのユニフォームにはある」


 侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督が2日、翌3日から始まるオーストラリア代表との強化試合に向けた記者会見に臨み、若手選手たちへの期待や意気込みなどを語った。

 稲葉ジャパンとしては、昨年11月の『アジアプロ野球チャンピオンシップ2017』がデビュー戦となったが、24歳以下や入団3年目以内といった縛りがあり、制限のない純粋なトップチームとしては、今回の『侍ジャパンシリーズ2018』が初陣となる。

 会見の冒頭で稲葉監督は、今回のチームについて「トップチームのメンバーとこれから見てみたい若い選手のバランスを考えて組んだチーム」とコメント。「私がずっと言ってきた、パワーとスピードを持ち合わせた選手もいれば、スピードの選手、パワーの選手もいる」と述べ、指揮官が目標に掲げる“スピードとパワー”を「出していけるようにしっかり戦っていきたい」と意気込んだ。

 また、若手に向けて「この日の丸のユニフォームを背負って戦うプレッシャー、緊張感、色んな思いがこのユニフォームにはある」と語り、「その中で自分自身をコントロールすることが、いざという時には必要になっている」と主張。実際にジャパンのユニフォームを着ることでしか得られないものを「経験してもらいたい」とエールを送った。

 さらに、「外国人選手の独特なパワーなどを感じられるのは、こういった国際大会しかない。そういった雰囲気を含めて日の丸を背負って戦う意義というものを感じ、今後につなげてもらいたい」と述べ、2020年の東京五輪に向けた若手選手たちのさらなる成長に期待を寄せた。

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