◆ 緩急自在の上沢「状態が上がってきている」
日本ハムが広島とのオープン戦(マツダ)に、5-0で勝利。先発の上沢直之投手は、6回1安打無失点の快投。「3番・右翼」で出場した近藤健介選手は、先制犠飛と2点適時打を放ち、計3打点を記録した。
近藤は初回、一死三塁の好機で、広島先発・薮田から中堅への先制犠飛をマーク。4回の第2打席は四球で出塁すると、二死二、三塁で迎えた5回は、薮田が投じた高めの変化球を、計ったかのように三遊間へ運んだ。この試合は3度打席に入り、1打数1安打1四球で計3打点。オープン戦打率を.467とした。
先発の上沢は、主力が並んだ広島打線を翻弄。5回二死まで無安打投球を続け、6回74球、1安打6奪三振無四死球の内容。降板後「いろいろな変化球を使いながら、シーズンと同じように投げることができました。あまり三振を取るタイプではないですが、打者の裏をかいて投げられたことは良かったと思います。今日は初球にボール球が多かったので、気をつけたいです。ここにきて、状態が上がってきているのはいいかなと思います」と話した。